法律

この社会に不満はあるだろうか。それは、なんだろうか。この世の中に渦巻いている課題は山積している。一般に言われているものだけでも、地球温暖化、少子高齢化、エネルギー自給率や食料自給率の低水準、格差拡大、介護や保育などの低賃金問題、各業界での人材不足、コロナでの経済停滞、その他数えられないくらいの問題がありながらこの地球社会は現在進行形で動き続けている。

それなのに、一向に解決しない。寧ろ、悪くなり続けている。地球温暖化なんて私が小さい頃からずっと言われ続けてきた。なのに一向に解決する気配がない。おかしい。

では、どうしたら良いか。ここでは、ひとつの視点を書いてみたいと思う。例えば、いま、周りを見渡してみると、その景色に、「法律」はいくつ隠されているだろうか。道路交通、製品安全、電気事業、鉄道、電波、表示、公衆衛生など日々の生活に法律はものすごく密接に関わり合っている。それは、なぜか。

その裏には、人が改善せねば!と思いたって、立法が法律を作ったからに他ならない。また、ときにはその法律の裏には多くの人の亡くなった命の上でできることも多い。その改善であったり、より良い方向に持っていきたい!という時、「社会のルール」として法律がある。そして、この法律を作る人、すなわち国会議員を選挙で我々は投票している。



法律というのは、最初に何が書かれているかご存知だろうか。大体最初に「目的」がくることが多い。だから、順番として、

この社会をこうより良くしたい→法律でルールを作ろう!→目的に書く→みんなその目的通り動いているかな?と法を執行する(公務員の仕事)

となる。


だが、現実には、そう容易いことは少ない。こうだ!と思ったことが、実は違う人には、あーだ!ということがままある。

だからこそ、こうしたらより良くなるんではないかと考えるとき、この物事をいかに多角的に観察できるかにかかってくる。そのひとつとして、「法律」があり、また、もしかすると文化的、物理的、心理的、経済的などそのケース毎で考えてみることをお勧めしたい。



今日の常識が明日の非常識になるなんてことはよくあることだから。

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