株式会社TATOMIの考えかた

先日は江津湖で開催された「江津湖LIVING」に出店させていただきました。

コロナウイルス の影響によりずっと延期されてきたので、今回無事に開催されて本当に良かったと思いました。

こんなに素敵なイベントを開催してくださる運営の皆様、ボランティアの皆様には毎回感謝しています。そして今回も本当にお疲れ様でした。

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さて、TATOMIYAは今回の出店にあたり、何か面白いことをやってみたいと考えていました。そこで思いついたのが「和食処たとみや」

テントに暖簾をつけて、割烹着を着て、和風のサンドイッチを販売したら面白いかも?!

というコンセプトでした。

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コンセプトが決まったら早速商品開発です。最初に試作を始めたのは鯖を使ったサンドイッチ。鯖は店頭のメニューでも使っているので材料が揃います。和風の鯖サンドで思いついた組み合わせは鯖、沢庵、大葉、醤油マヨネーズ、トーストのサンドイッチ。味はバッチリなんですが、どこか物足りない。。。鯖の量を増やしてみたり、沢庵を刻んでみたり、葉物を足してみたり、色々と試してみましたが納得する形にはならず。

そこで1から考え直してみようということになり、次に考えたのが厚焼き玉子のサンドイッチ。TATOMIYAの姉妹店「ミスフルーツパーラー」で提供中の玉子焼きサンドをベースに考えました。玉子焼きに出汁を加え、鯖サンドの試作で使った沢庵を刻んでマヨネーズと合わせ、大葉とごま油をアクセントに。

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パンは網焼きして水分を残しつつカリッと焼き上げる。想像していた以上に良い商品が出来上がりました!

そして迎えた本番当日。想定以上のお客様にお並びいただき、お待たせしてしまう場面も多くご迷惑をおかけしてしまいましたが無事に完売することができました。

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前置きが長くなってしまいましたが、今回このnoteで書きたかったのは、TATOMIYAがなぜ「和食処たとみや」をやったのかという理由について。

TATOMIYAが新しいことや物を作る場合の基準は自分達もお客さんも

「面白いと思えるかどうか」。

お店のオープンからずっと初志貫徹していることです。

びっくりするぐらいサラダの入った大きなサンドイッチや、こだわりの果物で作るフルーツサンドなど、どれも商品には「美味しい」+「楽しい」を詰め込んでいます。

お客様が「美味しかった」+「楽しかった」と思ってもらえること。

次に、自分達がいつも新鮮な気持ちで仕事に取り組めること。

毎日働く自分達がいつも楽しくいられること。

ルーティーン化してしまう仕事の中でも新しい発見をしたり、新しい調理方法を試してみたり。

まずは自分達が自分達の仕事に飽きてしまわないことを心がけています。

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それはもう一つのコンセプトである「食品ロスを生まない」ということとも

繋がっています。


時代の流れがどんどん早くなり、沢山の物が溢れているような時代だからこそ、しっかりと意味のある商品作りに取り組んでいきたいと思います。

そして、私たちのお店や商品が、お客様の思い出に残るように。

流行は大切にしながらも自分達の基準やこだわりを大切にして、末長く愛されるお店作りを目指していきます。

いつでも遊び心を忘れずに。。。♡




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