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カーブの影

逃げて始めて逃げることに疲れたからいくつかのことがこれまでより少し長く続いている
2023   9月

赤いタートルネックのニットワンピースを着ていた あの日と同じようにあの日とは看板の数々がすり替わっている商業施設の下をくぐろうとする カーブの影の入り方、ここだ

元々いたような場所に拒まれて、あー私は こうしてまともになるんだ


【逆求人広告】
水商売向いてません 
大きな声出ません
重たいもの持てません
平日は朝から 土曜は働いているのでシフトの融通ききません 

私に価値はありますか?
歳は来年の春 24になります
落ちたことのない類いの店の面接に落ちました 私が、彼らを下に見ていたんだと思います


代々木でmeltdownしている人が跡からして3人いたことがわかる 木曜はちょっと開放的 今夜寝不足になってもあと一日の平日で今週終わりだから 社会にある程度は適応できるがゆえに 受け皿になることの多いほうへ全振りすることもできないと 踏ん張り方はどうする


この蒸し暑さも、そろそろ和らいで涼しくなるらしい 節分の日に恵方巻きを差し入れすることはできないから インドは今年いつあの年越しの祭りをやるんだろう わたしも更紗のような青い糸を辿って年を越してみたかった




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