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伝熱論だなぁ。これは。

なんか暑い。

夜中に不意に目を覚ました俺。

冬は布団に包まり窓を開け、
夏はエアコンを付けて布団に包まる。

体温調節がヘタクソな俺。寝る時にエアコンを付けている。

22度まで極寒にしていたはずなのに、設定を見ると25度になっている。

いや、それにしても暑い。

よくよく見ると冷房ではなく、暖房。

あー。25度の暖房なのに、何故暑い?

一般的に夏に25度は涼しい。
なのに今は暑く感じる。

何故だ。目を覚ました俺はすぐ考える。
そして気づく。

「そうか。、これは凝縮器の性質と伝熱の問題だ!」

すぐに謎が解け、エアコンの設定を冷房に切り替えて寝る。

この問題を文系又は、理系で伝熱を専攻した人以外は解けまい。

俺と同じく、化学工学を専攻している仲間はこの理由をすぐに分かるとなると誇らしい。

この場ではもちろん正解は言わない。
気になる人はググるか、伝熱を勉強しろ。

そもそも、伝熱と言う単元は俺らの身近に潜んでいる。

「息をハァーって吐く時と、フゥーって吐く時では体感温度が違う。」

これも伝熱。

「水風呂で強制対流を起こして身体に当てると、普通より冷たく感じる。」

これも伝熱。いや、物質移動論と流動論も入っているか。

「水が凍る時の厚さを求めることができる。」

これも伝熱。マジですげーよ。

身近に伝熱論を活かせる場所はいくらでもある。

これでこそ、勉強だ。

もちろん、俺の同級生は今挙げた問いを何の迷いもなく答えることができる。みんな賢いよなぁ。

この文章を読んでる貴様はどうだ?
わからんだろ。では初めに、

「現代化学工学」

を熟読してはどうだろうか?
未知の世界が開けるはずだ。

やるかやらないかはあなた次第。

貧乏学生の食費に費やします。