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「木曜日はかわいい服を着る」(週末まで頑張るためのルール)

毎週木曜日はかわいいDAY。
夫にちょっと多めに「かわいい」って言ってもらえる日。
月・火・水、頑張った妻に、夫からの褒め言葉。
褒めそやされると、週末まで頑張れる。

   新川帆立(小説家)

「セブンルール」


1週間を乗り切るために、木曜日はおしゃれをして、旦那さんから「かわいい」という褒め言葉をかけてもらってモチベーションを上げる妻。

それを知っていて、いつもよりちょっと多めに「かわいい」と言ってあげる協力的な夫。

素敵な夫婦のルールだと思った。


全面的に協力してくれるパートナーがいると、楽しく続けられる気もするけど、そうでなくても誰でも使えるルールだなと思った。

1週間を乗り切るためのルールとして「いいな」と思ったのが、この3点。
・1週間に1回(木曜日)
・前提条件なし
・シンプルなこと


1週間に1回(木曜日)

私は、1年に1回の誕生日やクリスマスは、ケーキを食べてもいいことにしている。カフェで頼むこともあるし、コンビニとかケーキ屋さんで買って家で食べることもある。

それ以外にも、大切な友達と会ってお茶する時にも食べることもある。

いつでも好きな時に食べられるとなると、喜びが薄れるし、太る罪悪感もあるけど、特別な時には堂々と頂くことにしている。


とはいっても、1年に数回だけというのは特別感がありすぎる。

だからといって、「3時のおやつ」として毎日甘いものOKにしてしまうと、ありがたみを感じるどころか、無意識にだらだら食べてしまう「習慣」になるだけ。それに、やっぱり太る。


「毎日を頑張って過ごすため」という目的であれば、1週間に1度というのが、ちょうどいいペースなんだと思う。

ダイエットやスタイル維持のために毎日トレーニングに励む人が「チートデイ」を設けるのも、モチベーション維持のため。頑張ればすぐに成果が出るわけでもないし、成果が出ていたのが止まってしまう停滞期というのもあるし、ストイックにすることだけが成功につながるとは限らない。

しかも、木曜日っていうのがちょうどいいのかもしれない。1週間の最後の金曜日だと、もう週末だし、あまりモチベーションアップにつながらない気がする。週の半分が終わった後の木曜日というのが、うまく機能しそう。


前提条件なし

新川さんのルールでいいなと思ったのが、「かわいい服を着る」ための前提条件がいらないこと。

例えば「○○を頑張ったから△△をする」という前提条件をつけてしまうと、「○○を頑張ったのか?」という評価をしないといけなくなる。

評価というのはとても難しい。厳しすぎると、いつまで経っても△△できないし、甘すぎると、だらしない自分に嫌気がさしたりする。

それに、その時々によって評価が厳しかったり甘かったり一定しないことも当然あるので、それに自分が気づき始めると、そもそもルールの存在自体に意味ないなと思うようになってしまう。


シンプルなこと

「かわいい服を着る」というシンプルさもいいなと思った。

仕事を頑張るためのモチベーションって、終わった後に「旅行に行く」とか「焼肉食べに行く」とか「遊びに行く」というご褒美を設定することが多いと思うけど、実際にそれをやろうと思うと、いつ、誰と、どこに行くかとか調整が必要になってくる。それが好きな人ならいいけど、私は億劫になるタイプで…。

「週末まで頑張る」ためのルールということであれば、「かわいい服を着る」というのは、手軽だし、自分の中だけで完結するから、続けやすいなと思う。



何度かこのnoteで書いているように、今の私はおしゃれ迷子になっているので、「木曜日の仕事終わりに好きなお菓子を食べる」にしておきます。

ご褒美のチョコはやっぱりおいしいし、幸せになるからね。




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