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「『できるかな』と思っても、『1回やってみます』と言う」

毎回、作品に入るたびに、「もっと上手くなりたい」という気持ちも増すし、「もっといろんな作品をやりたい」という気持ちも増すので、どんどん(仕事を)好きになっている気がします。やればやるほど。

でも、上には上がいるって分かっているので、人の評価というよりも、自分で自分のことを「よくできた」と評価できる人間になりたい

監督に無理なお願いをされても、やる前から「無理です」とは言わないようにしています
もちろんやってみてできないこともいっぱいあるし、やって苦手だって気づいたこともあるし、でもやらなかったら気づけなかったことの方が多いので、監督が言ってきて「それ、できるかな」と思っても、「1回やってみます」と言うようにしています

   永野芽郁

「日曜日の初耳学」


永野芽郁さん、あんなに天真爛漫で可愛らしい女の子でありながら、こんなに立派でたくましい考えも兼ね備えているなんて、尊敬します。

だから実力があって、人気もあるんだろうけど。

あんなに明るく、キラキラした目で、「分かりました、一回やってみます!」と言われたら、メロメロになるなぁ。


私は「一回やってみます」なんてすぐには言えない。

「難しそうだな」「めんどうだな」と思ったら、すぐに逃げる理由を考えるスイッチが入ってしまう。


もちろんいろんな仕事がこなせるようになりたいし、人に感謝もされたいし、すごいと言われたい。

だけど、「できなかったらどうしよう」「恥をかくくらいならやらない方がいい」「誰か別の人がやってくれないかな」と思ってしまう。


人と比較して、「他の人よりできないと思われるのが恥ずかしい」という変なプライドが邪魔するのだろう。

自分で自分のことを「よくできた」と評価できる人間になりたい。

これを実践できる人は強いな。

人より結果を出せるのが理想だけど、一気にそこまでいけなくても、まずは「昨日の自分よりいいパフォーマンスができた」「今までは苦手だけど挑戦してみた」というところを、自分で評価できるようにしていけばいいんだよな。


実行に移すのはなかなか簡単じゃないけど。



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