世界のヨコサワに疑問・オンラインポーカーやフリーロールは合法


既に周知のとおり、世界のヨコサワの動画での彼の発言がいくらなんでも無茶苦茶過ぎると絶賛炎上中なわけだが、ここで分からない人のために今更ながらオンラインポーカーやフリーロールは適法ですよというおはなしをしておきたい。

事例:海外のオンラインポーカーアプリを、日本からプレイする場合

  1. プレイヤーがフリーロールで参加して賞金を得る事

  2. プレイヤーが日本のアミューズメントカジノ等で無料参加チケットを貰って賞金トーナメントに参加した場合で、参加者全員が無料参加の場合

  3. プレイヤーが日本のアミューズメントカジノ等で無料参加チケットを貰って賞金トーナメントに参加した場合で、参加費が必要で海外プレイヤーは有料だが日本からのアクセスは無料、もしくは無料チケットで参加する場合

  4. プレイヤーが日本のアミューズメントカジノ等で無料参加チケットを貰って賞金トーナメントに参加した場合で、参加費が必要で海外プレイヤーは有料だが日本からのアクセスは無料、もしくは無料チケットで参加する場合

  5. 参加費10000ドルだが、日本人プレイヤーは無料で参加する。海外プレイヤーは10000ドル支払ってで参加し、上位に賞金が出る場合。

1~5→賞金がアプリ運営側とプレイヤー間で完結していれば問題なし

次に、プライズの出る広域ポーカー大会について解説したい。
これは非常にわかりやすい事例として「e-sports」が挙げられる。国内のテレビゲーム等を用いたe-sports大会では、風営法により海外のように「大会主催者が入場料を取り、その一部を賞金として上位入賞者に出す」ことが出来ない。その為「ゲーミングデバイスメーカー等スポンサーによる宣伝費用」を回収、優勝者等はプロ選手契約を結びその契約金として仮想の賞金を受け取る等というシステムで適法となっている。
そして現在多々ある上位入賞者等にプライズの出る広域ポーカー大会はこの方式を転用して開催されている。
そしてそれは、何を隠そうヨコサワ自身が企画した「世界のヨコサワに勝ったら1000万円(スポンサー:DMM)」と同じ図式なのである。ヨコサワ自身Twitter上で「今回の大会については弁護士と協議の末適法と判断し開催する」と発言しているが、では問題の動画の「プライズ(の出るポーカー大会はグレーなので参加するのは辞めろ)」とは一体全体何なのか?

発言の意図として残された可能性が、消去法でもう「他店、他業者のポーカー店やオンラインアプリをプレイしないで、自店のRootsだけで金を落としてくれ。他店に行く奴は逮捕される可能性があるぞ」という無根拠な脅しにしか見えないから物議を醸しているのである。

そしてついに、巨人が動いてしまったようだ。

木曽崇@国際カジノ研究所:飯テロ警報発令中(https://twitter.com/takashikiso)
抜粋「ポーカーはIR整備法の中ですでに合法になってるんだけどね。おそらく「IR整備法以上の何か」を実現したいって話と思うのだけど、それが何なのか説明がなかった(というかIR整備法が無視されてた)」
「ヨコサワ氏が何を実現したいのか?そこは明確にしないとね」
まさにこれだ。

もちろん商売だから「他店に行かずに、ウチの店に来てくれ」と言いたくなるのは当然だ。だが「他店に行くと逮捕されるかもよ」「オンラインポーカーアプリは逮捕されるかもよ(自社では展開していないから)」というのはいくらなんでも無茶が過ぎる。その暴論の責任をいつとるのか、そこに注目が集まっている。

彼は店を開くとはではなく、おもしろポーカーYoutuberのままでいた方が良かったのではないか…?と個人的には思う。これまでのヨコサワが大好きだったので残念だ。

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