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千歌ちゃんお誕生日記念-千歌ソロの共通点-

どうもこんにちは、タテウオです。

本日、2022/8/1は千歌ちゃんのお誕生日ですね!お誕生日おめでとう!!

きっと当日の自分はお誕生日ツイートとかして沼津に行って彼女のことをお祝いしていることでしょう。

今年のお誕生日はどんな風にお祝いしようかなあと思っていたところ、ふと思いつきました。

「いい機会だし、千歌ちゃんのソロ曲について一度いろいろ考えてみるのもいいかも?」

思い立ったが吉日、と言っても数日たってからですが、せっかくなので実践してみようと思ったわけです。

そんなところで、千歌ちゃんの今までのソロ曲について思っていること、自分がAqoursの中で一番好きなソロ曲「OKAWARI happy life!」のこと、その他もろもろ語っていきたいと思います。


千歌のソロ曲はAqoursのストーリー上にある


そもそもの前提として、自分の中にある「千歌のソロ曲像」についてお話させてください。

自分は千歌のソロ曲はAqoursのストーリーの中にいる千歌ちゃんの心情や状況を歌っている、と思っているんですね。

なんのこっちゃ、って思っている人もいると思うので、それぞれの曲にどこにそれを感じているのか、なぜその時点の千歌を投影していると思うのかをそれぞれの曲ごとに語っていきますね。


One More Sunshine Story

この曲はアニメ1期時点の千歌ちゃん、またはアニメ1期終了時の千歌ちゃんの曲だと思っています。

まずは曲名、「One More Sunshine Story」

ラブライブサンシャインにおける1期はμ'sとの決別の物語です。

μ'sにあこがれた一人の「普通」な少女が、キラキラ輝く彼女たちを見て、仲間を集めてスクールアイドルを始めました。

そして紆余曲折あって、1期12話になってようやく「μ'sを追いかけているだけじゃダメなんだ」ということに気付くんです。

自分はそれからの物語、2期からの物語こそ「ラブライブ!サンシャイン!!の真骨頂」だと思っています。

話を戻してタイトルに注目しましょう。

タイトルを訳すと「もう一つのサンシャインの物語」なんですね。

まさにAqoursだけの物語を歩み始めんとするさまが曲名から伝わってきます。だからこれは1期の終わりの時点の千歌ちゃんなんです。

曲の歌詞にもところどころ1期のAqoursならではの部分があります。

照らされたから 照らしてみたい 小さな光だとしても
誰かに届くはずだから…

2番Bメロの歌詞ですね。μ'sに出会って「輝き」に出会ったから自分も輝いてみたい。0を1にしたい。そんな千歌ちゃんの想いを歌った歌詞ですね。


Never giving up!

対して、こちらの曲は2期の千歌ちゃんの曲だと思ってます。

この曲、何度も聴いている人には印象的に聞こえる歌詞があると思うんですが…

夢は 夢をつかみたい人に笑いかける
ホント?ホント? 自分次第さ だってねそんな気がするよ
つまり諦めない

この歌詞、とあるAqoursの曲と全く同じことを表しているんですよね。

夢は夢のように 過ごすだけじゃなくて 
痛み抱えながら 求めるものさ

WATER BLUE NEW WORLDより

(この歌詞好きすぎるがあまり引用しすぎなんですよね)
この二つの歌詞の言いたいことは同じで「夢はつかむ努力をしてこそつかめる」ってことなんですよ。

さて、ここで問題ですが、Aqoursの作詞は誰がやっているでしょう?


そう、千歌ちゃんですね。

ラブライブ決勝のために準備された曲、それにAqoursがあちらの世界で表立って歌う最後の曲(だったはず)の「WATER BLUE NEW WORLD」に一番強く思っていることとしてこの内容を持ってくるのは必然。

だから千歌ちゃんはソロ曲で2回も同じ歌詞を歌って、2回目はよりかみしめるようにゆっくりと言葉を紡ぐんです。

他にも2期の曲にリンクする歌詞がいくつかあります。

キセキをあてに してちゃダメなんだ 
自分のちからで 切り開いて

あきらめないことが 夢への手がかりだと
今だから言ってもいいかな 言いたいね

キセキヒカルより

自分の力で切り開いた、その力こそが諦めないことだった、ととらえることができますね。

それに曲のイメージとしても、「Never giving up!」という意味自体が2期と重なるところがあります。

自分の2期のイメージはAqoursとしての物語ともう一つ、挫折とそれを乗り越えてきた物語だとも思っていて。

そこの原動力に「諦めない」という意志があったからこそAqoursが優勝できたわけですね。

その力強さがこの曲には宿っていると思います。


OKAWARI Happy life!

さてさて、本題のこの曲ですが、この曲はアニメが終わった後の千歌ちゃんの曲だと思ってます。

そもそも「おかわり」ってどういう意味で使われてる言葉でしょう?
…ってことで調べてみました。

同じ食器で同じものをもう一度食べること。また、その飲食物。

国語辞典オンラインより

辞書で調べるとこの通り、これが現代では意味が転じて同じことをもう一回やったりすることに使われていて、この曲でもその意味で使われています。

そう、「もう一度」なんです。

一回終わってなければ「もう一度」という概念が生まれません。

これを自分は、Aqoursのアニメでのストーリーが終わったことと重ねました。

もう一度「おかわり」するのはアニメ放送時の熱量や4th,5thライブ、ラブライブフェスの時にあった熱量なんじゃないか、と。
もちろん千歌ちゃん自身にとっての激動で楽しい毎日のことも指してると思います。

一時期終わりが見えてしまったラブライブ!サンシャイン!!の物語。その物語をつなげてくれたのは間違いなく彼女たちメンバーの力もあります。

まだまだ挑戦したい したいよ
Ah 想像超えたゴール目指せ Let’s go!
限界なんて100年後じゃない?
忙しくて楽しいね
どこまでだって続けてやる Happy life!

その原動力を生み出すエンジンは紛れもなくAqoursのリーダー高海千歌その人なわけですよ。

その千歌ちゃんがもっともっと先を見れる視点を持てたのは、アニメのストーリーが終わった時だと思います。



「OKAWARI Happy life!」は千歌だけの曲じゃない!?


ここからの話、正直受け入れられる人ばかりではない話をするつもりです。

私は高海千歌役伊波杏樹さんに魅せられ、「大好き」をこの人に染められた人間です。それを知ったうえでそんな考え方もあるんだ、程度に読んでくれると嬉しいです。

さて本題です。

自分はこの曲、高海千歌役伊波杏樹としての曲でもある、と最近思うようになりました。

先ほど、この曲はアニメが終わった後の千歌ちゃんを描いた曲である、という話をしましたね。

アニメが終わった後のAqoursを引っ張ってきたのって、紛れもなくキャスト9人の力でもあります。

つまり、この曲を歌えるまでラブライブ!サンシャイン!!が続いてきたのってキャストのおかげ、伊波杏樹さんたちのおかげでもあるわけです。

そしてこの曲は2021/8/1に公開された曲です。

その約一月前に公開されたMVが一つ。

そう、「DREAMY COLOR」です。

この曲の公開によって示されたAqoursの新しい表現と道。

その中に「キャストとキャラクターが重なる瞬間があってもいい」という証明がある、と思っているんですね。

このPV、公開されたときや初視聴時にそれぞれ感想はあったでしょうが、今はみんな違和感なくこのMVを見れると思います。それはPVの再生数が証明してくれています。

であるならば、キャラのソロ曲、特にAqours のストーリー上に曲がある千歌ソロ曲は「伊波杏樹=高海千歌」ととらえていいと思うんですよ。

改めて、自分がこの曲に持つイメージは「千歌ちゃんと伊波さんが2人で歌っている曲」といった感じです。

そのイメージを許容することで(伊波杏樹推しは特に)この曲の持つ意味や破壊力は増します。

まずはサビ終わりの「doo-wop doo-wop」の部分。

これは上パートと下パートで分かれているんですが、上を千歌ちゃん、下を杏ちゃんが歌っているとも取れます。

というのも、ラブライブだけ見てると知らないことだと思いますが、実は杏ちゃんの得意音域って千歌で歌ってる時よりもだいぶ下の方なんですよね。

だからこそ、この上下パートに分かれているという構図が千歌ちゃんと杏ちゃんで分かれている、と解釈できるわけですね。

さらにこの歌詞、

誰かじゃない 自分が主役の人生だから
好きなように 駆け抜けたい

千歌ちゃんの言葉らしさはあるけど、千歌ちゃんの曲として歌わなそうだなっていうのが自分の所感です。

というのも、千歌ちゃんって割と自分の好きなことを通してきた側の人間なんですよね。

2期6話の砂浜でのワンシーンで気づいた「みんなが付き合ってくれてるわけではない」ということから得た言葉ととらえることもできますがいったんそれは置いといて。(そうとらえるならNever giving up!で歌っていてもいいから)

それよりもダイレクトにこの言葉を感じるとらえ方があります。

それは千歌ちゃんから杏ちゃんへのメッセージ、ととらえること。

というのも、コロナになってから杏ちゃんは悩んでいたことがあったようで。

自分の大好きなエンタメの世界がなくなりかけていることやライブ、舞台、そういう人の集まるイベントに行くことに批判の声を挙げる人が一定数いること、イベントを開けないことやそれをどうすることもできないことでいろいろ考えていた、と過去のイベントで語っています。

この歌詞はその彼女に向けた最高の言葉だと思いませんか?

杏ちゃん自身も千歌ちゃんのポジティブさに救われている、という発言は時々していて、その片鱗を見たような気がします。

と、ほかにも探せばあると思いますがとりあえずこの辺で。

自分が今までできていなかった、なぜ「OKAWARI Happy life!」がこんなにも好きなのか、の言語化がやっとできました。この記事書いた甲斐があった…


最後に

あまりに長くなってしまったので、今回の内容を3行で振り返ります。

  • 千歌ソロ曲はすごい!

  • キャスト=キャラがあってもいいんじゃない?

  • 各々自分の好きな曲の解釈があってもいい!

こんな感じですかね?

最後まで読んでくれたあなたに、千歌ソロのすばらしさが少しでも伝わってくれたらいいなと思います。

さて、実は自分は視聴動画は基本見ないので、次のソロ曲がどんなものなのか何も知りません。

もうこの法則が通用しないところまでAqoursが進み続けてきてしまったのもあり、次にどう来るのかがとても楽しみです。

「ナミオトリフレイン」、世界一楽しみに2022/8/1まで待ってます。

そして最後にもう一度。


千歌ちゃんお誕生日おめでとう!!!


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