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「はじまりの風」はそのステージに~R3BIRTHユニットライブDay2感想~

どうもお疲れ様です。タテウオです。
(サムネ画像のブレードはファンミのものですが、ライブ当日に撮影したものです。ユニットライブブレード買えなかった…)

今回、この記事を書くつもりは全然ありませんでした。ライブに行くまでは。

でも、想像以上に、いや、想像以上とかも遥かに超えて本当に楽しいライブだったんですよ!
…というのも、今回の席はステージ向かって少し右側の最前から2列目だったんです。こんなステージから近い席初めて…
(会場の席順見た人向けですが、Nブロックの2列目でした。)

別に今までがどうとかじゃなくて、やっぱり距離が近いと没入感とか衝撃とかすごいわけで。特にR3BIRTH楽曲は低音強めで、それがガーデンシアターっていう会場ともマッチしていたところもありましたね。

ってことで今回は急遽感想を書くことになりました。一部曲やコーナーを抜粋して感想をお伝えできればと思います!


新曲ラッシュ!!!

さてライブが始まって1~3曲目、早くも新曲のラッシュが観客を襲います。
「Vroom Vroom」「Look at me now」「バブルオーバー!!」
の順の披露でした。
(ていうかそれ以前のオープニングアクトから音響で心臓ノックされまくってめちゃめちゃわくわくしてたんですけども)

まず衣装が良い。とても良い。小泉萌香さんって身長高めでスタイルいいから、足の長さが強調される今回見たいな衣装クッソ似合うんですよね…ショートパンツスタイルは最強なんだ…

・Vroom Vroom

期待通りでいて期待以上すぎ。音響には低音で心臓の鼓動を無理やり跳ね上げさせられて、ステージ上の3人から伝わってくるのはこれからも先に進まんとする力強さ。

R3BIRTHのパフォーマンスってただ圧倒するとかそういうのじゃなくて、死ぬほど強い力で無理やりにでも引き上げられてる感じがするんですよね。それを楽しむグループというか。

んで、この曲やMONSTER GIRLSってその象徴みたいな曲なんですよ。まさに、って感じの曲。今の彼女たちの最高のカッコよさ、体全体で感じさせていただきました。

・Look at me now

実は会場で初見だった曲。とにかくイントロがめちゃめちゃおしゃれ。曲全体としてのイメージはそこまで今までの曲と変わらないけど、このイントロが全体のさわやかさを出すのに一躍買ってるのがすごく印象的。

とくにサビ前のロングトーンが会場で死ぬほど響いてた。歌声を響かせる楽曲はこのライブではこれが初めてだったので、しゅうちゃんともえぴの声が体全体を震わせてきた感覚を鮮明に覚えています。席が近いってすんげえんだなあ…(n回目)

・バブルオーバー!

取り合いの様子が椅子取りゲームで表現してるの芸術的で好き。ランジュが椅子を引きずり回してるのも好き。実際やってそうだもんね。

あと何回も言うんですけど、小泉萌香さんが床に座ってダンスをする振りの時足長すぎ。ステージ出る前に付け足したりとかしてます?

この曲は他の2曲とだいぶ曲の雰囲気も違ったので、次から始まる全体曲との良い切り替えになってるのもいいですね。


R3BIRTHを語るうえで欠かせない2つ目のソロ曲たち

新曲ラッシュの後にMC、最初からクライマックスかと言わんばかりの「Just Believe!!」「TOKIMEKI Runners」2曲の披露。そのあとに続いたのが待ってましたソロ曲!!

「夜明珠」「翠いカナリア」「Toy Doll」の順でしたが、上がって泣かされて上がってみたいな情緒不安定になりながら、振る腕は止まんないからめちゃめちゃ熱くも暑くもなるセトリでした。

これらの曲に追加で語ることはありませんが、とりあえず最高でした…
翠いカナリア、またガーデンシアターで聴かせてくれてありがとう…


アニメソロ曲ありがとうの会

まさか、まさかガーデンシアターでアニメソロ曲を聴ける日が来るとは…
というのも、虹5thはチケットが当たらなかったので現地に行けなかったんですよね。R3BIRTHライブいけてよかったなあ…

アニメ曲のフルバージョンが出てからまともに感想を書いていなかったため、そこも含めて一曲一曲触れていきますね。

・Eutopia

この曲はアニメでのランジュの自己紹介も兼ねた曲であり、そのキャラ像やランジュ自身が持つ過去をよく反映させている曲ではあるんですが…

この曲は別の側面があると思っていて、スクスタ20章でランジュのことを受け入れきれなかった人たちへの挑戦状だとも思ってるんですよ。

ほら バイアスや思い込みが 邪魔をしても
目を閉じないで 私は逃げない! 最高を見せたい!
貫くよ

Eutopia より

ランジュらしい誰よりもステージで「最高」を追求し続ける姿、それがめちゃめちゃかっこいい曲です。ある意味誰よりもR3BIRTHらしいのが彼女ですね。

ライブ当日では、ほーみんのひとつひとつの表情やしぐさがランジュの求めたステージをそのまま再現しているようで。細かい動作のどれもが「ランジュ」としてはなくてはならないものだったと思います。ステージにはたった一人しかいないけど、そのすべてに引き込まれていく感覚、まさに虹ヶ咲って感じ…

・EMOTION

この曲はもはや多くを語る必要はないですね。
三船栞子という一人の少女が、自分の「大好き」に素直になって一歩を踏み出す。ただそれだけの曲ですが、そのまっすぐさが三船栞子というメンバーの最大の魅力だと伝えてくれる曲です。

ライブ当日はもえぴの表現力にあまりにも圧倒されました。本当にすごかった。というのも、この曲はサビの歌詞がずっと同じなのが特徴的なんですよ。

素直でもっといたい 心を隠したり
あの日の私はまだ弱くて 簡単に泣いたけど
もっと背伸びして臆病もバイバイする
解き放ってここで あなたに届け
EMOTION

EMOTION より

たったこれだけの歌詞、大好きを表現したいって歌ってるだけ。それなのに、この歌詞が出てくるたびに毎回歌の表情が変わってるんですよ。
曲が先に進めば進むほど、彼女自身の歌もどんどん進んでいるのを同じ歌詞で表現できるって本当にすごい。

それにラスサビの笑顔、多分ずっと覚えてるだろうってくらいキラキラしてました。翡翠色に輝いてました。いい顔しながら歌ってました。

ちゃんと届いたよ。栞子ちゃん…

・stars we chase

この曲は絶えず「I」と「You」の二人で進んでいるのが印象的ですね。ランジュのための曲ではなく、自分自身のための曲。歌う前後では照れ隠しで強い言葉を使ってるくせに、歌の内容がランジュと新しい一歩を踏み出そうと手を伸ばしてるのがミアらしい曲だなって思います。

この曲は歌声が会場全体に響いて、その声が会場を包み込んでいたようなすごい不思議な感覚で聴いていました。もちろんブレードを振る腕は止まらないんですが。

R3BIRTHのメンバーの曲は総じて力強さや決意を歌う曲が多くなりがちですが、この曲の時だけは優しさや暖かさが会場を包んでいたような気がします。しゅうちゃんの歌はすごい。

・圧巻のダンスパート!

アニメ曲が終わってお次はダンスパート。ファンミの時にもありましたが、それぞれの「らしさ」が出ているこのパートかっこよくていいですよねえ…

正直ダンスに関しては学がないので詳しいことがわからないのですが、しゅうちゃんのストリートっぽい感じのダンス好きです。空気切り裂いてる感じがすごい。

そして繚乱の衣装を羽織る3人。これは嵐の前の静けさ…?


爆上げ曲4連番!!!

待ってました!ここからは「繚乱!ビクトリーロード」「ミラクル STAY TUNE!」「Level Oops! Adventures」「全速ドリーマー」4連続で盛り上がる曲が続き、休む暇がもらえません。

とは言っても、この虹ヶ咲特有の何も考えずに曲を楽しむ瞬間は大好きなんですよね。その中でも特に「全速ドリーマー」は本当に最高。ライブに来たのか運動に来たのかわからないくらい動かされますからね。

しかも今回のライブのモニターがまさに音ゲーのそれ。こればっかりは配信なりを見てもらった方が早いと思います。んでその演出見て一緒に笑いましょう。どう頑張っても1000コンボから10000コンボにはならん。


R3BIRTHシャッフルフェスティバル開幕!?!?

R3BIRTHの3人が虹ヶ咲に加入してから仲間内でずっと話していたことがあります。
「シャッフルフェスティバル第2回はやるの?」

ミアとランジュは曲の性質上、シャッフルフェスティバルという形で披露することが難しいだろうなあと思っていました。二言語、ないしは三言語を用いて歌うことはそんな簡単なことじゃないでしょう。ライブで披露するとするなら尚更。

そんな中、幕間アニメ後に移される謎の箱。そして映されるのは「R3BIRTHシャッフルフェスティバル」の文字。

正直シャッフルで聴くのは無理だと思ってました。あまりにもサプライズ。ありがとう…

・Queendom(歌:三船栞子)

虹ヶ咲で歌のキーが低い二人と言えば誰と誰でしょう?
そう、栞子ちゃんとランジュですね。

実際自分で1オクターブ下げて歌ってもらうとわかりやすいと思うんですが、この二人は特にキーが低めなんですね。だから親和性がすごい。

ダンスもランジュの長めの髪の毛をたなびかせる振付が、そのまま身長が高めのもえぴにかみ合ってるのがすごくいい。バックスクリーンに映る栞子ちゃんの八重歯+ウインクの破壊力も抜群。

あとすごくシンプルに、幼馴染の歌を歌うってとっても素敵ですよねえ…

・I'm still…(歌:鐘嵐珠)

こちらはいつもと違ったランジュを見れた曲になりました。
というのも、ランジュは自分自身の世界観を魅せる曲が多いので、「歌」にフォーカスを当ててしっとり聞かせる曲って今までなかったんですよ。

ほーみんのファルセットを使った響かせる歌い方、めっちゃいい。ミアの場合はすごい透明感あふれる歌声になるんだけど、ランジュだといい意味で透明過ぎないというか、彼女っぽさみたいなの感じるのが良い。

ランジュは虹ヶ咲に入学してきてから本当に大きく変わりました。そんな彼女だったら、ステージにその歌声を響かせるようなソロ曲をもらっても悪くないと思います。

・コンセントレイト!(歌:ミア・テイラー)

まず初めに。
運営さん、この曲をシャッフルフェスティバルに採用してくれてありがとう…

この曲、極論を言えば虹ヶ咲の誰もが歌える曲なんですよ。それはもちろんステージに立たない人でも。「あなた」ちゃんだって歌えます。
それは、この曲が虹ヶ咲学園での日常を描いた曲だから。

この曲は、栞子ちゃんが生徒会をプロモーションするために自身の楽しい毎日を歌った曲なんです。

みんなと逢える時間をもっと大切にしたい
だからキミにも見せてあげるね? 私の宝物(ジュエル)

コンセントレイト! より

そして、R3BIRTHはモチーフとして宝石が用いられることがたまにあります。これほどまでにこのコーナーにふさわしい曲があるのか…?

さて、当日のステージはどうだったのかというと、しゅうちゃんとすごいかみ合ってる曲だなって感じました。ダンスの雰囲気、曲調、どちらをとってもよく似合っていて。人一倍笑顔が素敵な彼女にぴったりだなって感じましたね。

そしてラスサビ前からは後の2人も出てきて3人での披露。この3人での時間は栞子ちゃんにとっての「宝物」だったんだなあ…
このライブの中でも屈指の楽しい時間でした!

・MONSTER GIRLS

待ってました始まりの曲。このライブに参加した人には多くを語る必要はない曲でしょう。

1年前のファンミと同じようで圧倒的にパワーアップしていたのがすごい印象的です。あまりにもパワフルで、あまりにもかっこよくて、シャッフルフェスティバルの空気を一瞬でR3BIRTHの空気に引きずり戻されました。

そして何よりも、キャストの3人がとっても楽しそうに踊っていたのを覚えています。どの曲よりも笑顔で生き生きとしていて、それもR3BIRTHとしてより大きく成長して帰ってきてくれたんだなと実感させられましたね。


ここまでで19曲の披露、この後に全体曲の「Love U my friends」「トワイライト」「Hurray Hurray」の3曲も披露し、アンコールで2回目の「Vroom Vroom」を終え、このライブは最高に楽しいライブだったと笑顔で終わるはずでした。(個人的には「トワイライト」現地回収結構嬉しい)
…そう、あの曲が来るまでは。


「はじまりの風 光る」

このライブの最後の曲は「Future Parade」でした。

まず最初に。5thライブに現地で行けなかった自分が、この会場で、この曲を、自分の虹ヶ咲の始まりとなったR3BIRTHの3人の歌として聴けることがどんなに幸せか。

この曲の大きな特徴は、比喩も言い換えもせずにただ自分たちの背中を教えてくれていること。

ひとりじゃないからね どんなときも

Future Parade より

この記事の一番最初に、「この記事はそもそも書くつもりはなかった」と書いていたかと思います。それはなぜか?

ここ半年、それ以上の長い間Liella!と向き合い続けてきた自分が、虹ヶ咲のライブでその大好きをまた感じられることがちょっと不安だったからです。

この曲を聴いて、思い出してしまいました。三船栞子という一人のスクールアイドルに勇気をもらったからこの1年間Liella!に向き合うことができたこと。持っている夢は違っていても、彼女が歌う「漠然とした夢」を一緒に追い続けたいと思ったこと。

ライブ中はここまで明確に言葉にする余裕はもちろんありませんでしたが、ぼんやりとそんなことを感じていました。

まあもちろんそれだけじゃ終わらないわけで。

さてさて、この記事の最初に書いてあった私の座席覚えてますか?
そう、ステージ向かって少し右側の最前から2列目です。

配信や現地で見られた方は知っていると思いますが、この曲の一番目立つラスサビ前のソロパートでもえぴはどこに立っていたでしょう?
ステージ向かって右側なんですねこれが。

「はじまりの風 光る」

この部分のもえぴの声がとても響いていて、想像もできないほど素晴らしいものであることは5th現地勢に聴いていたんですよ。

百聞は一見に如かず。あまりにもすごかった。どこまでも響いていくような歌声に晴れ晴れとした顔。自分の大好きな人が一番輝けるソロパートを目の前で歌っているのを聴けるなんて。
それと同時に、走馬灯のように自分が栞子ちゃんが大好きで向き合ってきた瞬間を思い出されました。

自分にとっての虹ヶ咲の始まりはR3BIRTHの初の舞台であるファンミ。虹ヶ咲が、三船栞子が大好きだって思い知らされたガーデンシアターのステージには、翡翠色の風とそこから飛び立つ翠いカナリアがいました。

このたった一フレーズがその風をまた見せてくれた気がしました。あの瞬間は自分にとっては間違いなく翡翠色の「はじまりの風」が光り輝いていました。

やっぱり虹ヶ咲が、三船栞子ちゃんが大好きです。これからもずっと。


ということでR3BIRTHライブday2の感想でしたー!
虹ヶ咲のライブは4th以来ということで本当に久々でしたが、やっぱり楽しいなあ…また機会があれば会場に行きたいですね!
今度は全員がそろうステージで!また虹ヶ咲のみんなに会いに行きます!

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