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潜在意識カウンセリング事例:職場で雑に扱われる

さて。本日は、潜在意識カウンセリングの事例になります。

望まない現実の原因は、必ず潜在意識の中に『潜在プログラム』が存在します。(潜在意識カウンセリグについてはこちらをどうぞ!→潜在意識カウンセリングについて)

ご相談頂いた女性は、何も悪い事をしていないのに、『職場で雑に扱われる』と言う悩みをお持ちでした。

『潜在プログラム』とは「〇〇するべきだ」「〇〇して当然だ」「きっと〇〇に決まっている」と言った断定的な『思い込みや信念』が無意識の奥底に埋もれている感情や思いの事です。その潜在プログラムを丁寧に取り外さない限り、現実に不具合を起こし続けていきます。

今回の『職場で雑に扱われる』と言うお悩みをお持ちの女性が、どんな状況なのかを分解していきました。仕事もきっちりこなし、確かに、責められるような事はして無いように思いました。それなのに、他のスタッフから責められたり雑に扱われていたのです。そしてそれは、つい最近、急に始まったので、本人もなぜそうなったのか分からないと言う事でした。

彼女に色々と質問をしていきます。

「雑に扱われるとどんな気持ちなるんだろう?」

「なぜ雑に扱われたく無いんだろう?」

質問は潜在意識の隅々にスポットライトを照らしていく役割となります。その作業の中で『潜在プログラム』を発見していきます。

そうしているうちに彼女の深層心理に潜在プログラムを発見しました。それは、

『私には価値が無い』と『私にはもっと向いている職場と職業がある』と言う潜在プログラムでした。

説明すると、彼女はその職場で3年働いていて、その仕事に飽きを感じていました。その事を他のスタッフには口に出してはいませんが、そう思い始めた頃から、急に周りのスタッフが自分を雑に扱い始めたと言うのです。

言い換えるならば、『私にはもっと向いている職場と職業がある』と言う信念を強めたいので、その職場と職業を辞める最適な口実が必要となり、周りのスタッフさん達は、わざわざ、彼女を責め立て、存在価値をなくす為に雑に扱ってくれていた。と言う事になります。そのお陰で『この職場に私の価値は無いから辞めたい』と言う決心を固めてくれる材料になっていたのです。

結果的に、彼女は、全て自分が望んだ通りに現実が動いてくれていた。と言う事に気付きます。

不要なプログラムさえ分かれば、後は行動あるのみです。彼女に最後の質問をします。「その会社で、自分の価値を思う存分発揮するのか?それとも新しい場所で自分の価値を活かしていくのか?全ては自分が思い描いた世界になるよ。」と。彼女は笑顔で帰って行かれました。

潜在プログラムは、自分では『あたりまえの思考』ですので、なかなか、1人では発見するのが難しいのです。たまには自分とゆっくり対話するのをおすすめ致します!

今回も読んで下さってありがとうございました!ˆˆ