目標をうまく立てる方法
たつひこです。目標ってなにかわかりますか?
目標の意味がわからない
私は社会人になってからも目標を立てるのが苦手で、上司から「これだと目標と言えないよ」とか「数値目標にしなきゃだめだよ。あとで見返すとき困るからね」と注意されていました。
注意されても、あまりピンとこず、それっぽい言葉を並び立てたり数値を入れてみたりして誤魔化していました。「ほにゃららのために、ほにゃららの売上を5%伸ばす」とか「ほにゃららのために、ほにゃららに必要な作業時間を10%削減する」とか。
この工夫によって上司の目はごまかせましたが、私の書いた目標シートには一貫性のない「目標」っぽいものがつらつらと並んでいました。当時はよくできた目標だと思っていました。
たぶん、目標の意味がよく理解できてなかったんだと思います。
目標と目的はセットで考える
目標ってなんでしょうか。広辞苑を開いてみると
目じるし。目的を達成するために設けた、めあて。的まと。「―を立てる」「努力―」
と書いてあります。
目標というのは「めあて」です。これを知ったときに、ハッとしました。今まで作ってきた目標は目じるしではなかったからです。目標は目的とセットなんです。
私がさきほど例に挙げた「ほにゃららのために、ほにゃららの売上を5%伸ばす」では、目標は何になると思いますか?
私は、ほにゃららの売上だと思います。つまり、昔の私は、目標という名前で目的と目標、実際の行動などをもりもりに盛り込んでいました。
目標は、目的を達成するための具体的な的のことです。
目標を立てるコツ
目標に立てることに困ったときは、私はいつも以下のようにしています。やりたいこと・やるべきことから目的を作るやり方です。
・やりたいこと・やるべきだろうことをひたすらふせんに書く(5分くらい)
・書いたふせんを、似ているもので2-3個のグループに分ける(2分くらい)
・グループにそれぞれ名前をつける(1分)
・グループから目的にしやすいものを1つ選び、目的にする(2分)
・目的とやりたいこと・やるべきことをじっくりみる(1分)
・目的を達成するために、足りないことがあるか、数字を入れられないか、と思考を巡らせる(2分)
・思いついたものをふせんに書き出す(5分)
・ふせんに書いたものから、目的達成に最も近いものを2-3個選ぶ(2分)
以上のことをやると、ぶれない目的と目標を手に入れられます。上司に説明するときにも、筋道を立てて説明することができるはずです。昔の自分に教えてあげたいですね……。
参考書籍
目的と目標の話は、以下の本を参考にしました。
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