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【立山縦走】雄山から大汝山へ

皆さんこんにちは、
立山大好き❤たてくろです。
ご訪問ありがとうございます。

2月に入っても、富山県の平野部では積雪があまり残っておらず、比較的ラクをさせてもらっている今日この頃です。先日の快晴の日には、白い立山連峰が青空に映えている様子がSNSなどに溢れていましたね。

さて、今月最初の話題は、夏に立山の雄山から大汝山へ縦走した時の話です。
大汝山は富山県の、そして立山の最高峰3015mの頂です。夏山で気軽に雄山まで登ってきた人で、ついでに行ってみよう、と思う方も多いと思います。

そこで、私たてくろが8月に子供を連れて大汝山まで行った時のことをお話したいと思います。

大汝山への縦走路入り口

雄山の社務所から峰本社の鳥居に向かって左側、鳥居の室堂平側に大汝山への登山道入り口がありました。
8月は人が混み合っていて大汝山へ行く人も多いので、人の流れをみていたら、あそこから進むのか、と分かりやすいです。
峰本社のあたりから見下ろすと、大汝山へ向かう人を上から見ることができました。

峰本社から大汝山方向
縦走路がよく見えます

縦走路の高度感

数年前、上の子が小学5年のとき、初めて大汝山へ行ってみたいと言うので、時間もあるし行ってみることにしました。ところが、進み始めてたった数分で引き返すことに・・・
縦走路の左側、室堂平側に深い圏谷(カール)があるのですが、足元を見るついでに崖下が目に入り、怖くなったようです。
また別の年に下の子を連れてきた時は、まったく恐れずに進めました。怖いか怖くないか、行ってみないと分かりませんでした。

山崎カール(圏谷)

上の写真のちょうど中央部分が山崎カールと呼ばれる窪んだ地形で、氷河に削り取られたために、尾根付近では切り立った崖になっています。ちょうど雄山と大汝山の間ですね。

縦走路の難易度

縦走路は一の越〜雄山までのように歩きやすく整備されてはいません。一応、岩場にはペンキのマークがありますが、常に当てにできるほど細かくはつけられていませんでした。少し先をよく見てすすむといいと思います。
アップダウンは多少あるものの、ほぼ水平移動になるので体力はあまり消耗せずに済みます。ただ、足に疲れがあるようなら、足元に注意してゆっくりいけばいいと思います。そんなに長い行程じゃありませんから。片道30分ほどでしょうか。

うちの下の子は小学3年で大汝山まで行きましたが、同級生のなかでは体が小さい方で(身長123cm)少し無理な態勢で進んだ所もありました。
とりあえず雄山までしっかり歩ける子なら大汝山まで行くことは可能かなと思います。(天候が良ければ)
ただ、子供から目を離せないのと、必ずとっさに手を伸ばせる距離でいることは気を付けたいですね。
(おかげで写真が少なくなります)

もし濡れていて岩場が滑りやすいのなら、無理をしない方がいいと思います。ちょっと滑るだけで非常に危ない所もありました。

大汝山の頂き

雄山の頂上と違って、お社のようなものはありません。代わりに大きな岩があります。その上に登って記念写真を撮る人が多くて、撮影の順番待ちの列ができていました。20〜30人くらいはいたでしょうか。頂上の5mほど下にザックを置いて休憩できる広いスペースがあり、賑わっていましたね。
写真を撮るなら時間をとられるので、余裕を持っていきたいところです。

大汝休憩所

大汝山の頂上から少し進んだところに大汝休憩所があります。営業期間内であれば、軽食を食べたりお土産ものを買ったりできます。トイレも使用できます。

大汝休憩所
営業期間が終わると閉鎖されます

頂上を経由せずに大汝休憩所まで行くこともできるルートがあるので、もし先に休憩所に着いてしまった場合は、少し戻る形になります。
休憩所から頂上へ至るルートの目印もありますので、迷うことはないかな、と思います。

最後に

下の子は大汝山を登ったことで、上の子に勝った!みたいな優越感もあってか、非常にいい表情を見せてくれました。連れて行ってよかったなぁと思います。調子にのって、次は富士ノ折立を目標にしていましたが、その話はまた今度。

ここまでお読みいただきましてありがとうございます。それでは、また。

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