見出し画像

【立山】石畳の登山道

皆さんこんにちは、
立山大好き❤たてくろです。
ご訪問ありがとうございます。

立山黒部アルペンルートや立山登山の魅力を発信したいと思ってnoteを書いています。
皆さんに少しでも立山の魅力を伝えられたら嬉しいです。

さて、気がつけば8月になり、北陸も梅雨が明けて、夏山を楽しめるシーズンとなってきました。
7月は悪天候が多く、山小屋の方のSNSでは恨み節がよく聞かれたりもしましたが、梅雨明けからはしばらく安定して晴れが続く傾向がある(と思います)ので、8月上旬の今は快適な登山を楽しむチャンスです。

私はというと、まだ梅雨明けになる前ではありましたが、曇り空の土曜日に雄山まで登ってきました。

この日の前後は、雨模様だったり、視界が悪いガスの濃い日だったりで、なかなか登山の予定を入れられませんでした。

2日ほど前にようやく晴れ〜曇りの、悪くない天気っぽい予報になり、急遽WEBきっぷを予約し、いってきました。


そして今回の話題ですが、まずは下の写真をご覧下さい。

立山黒部アルペンルートの標高2450m地点にある、室堂ターミナルに設置されている情報掲示板です。
周辺の登山道についての最新情報などが見られます。

この中で、最近の事故の部分を拡大しますと、

7/10 一の越〜室堂間転倒(重傷)
とあります。
具体的な状況までは不明ですが、この区間は基本的にはよく整備された石畳の登山道です。
ぬかるみや木の根などは全くありませんので比較的歩きやすくはありますが、石畳特有の危険もあり、油断してはいけない、という事ですね。

濡れている石はよく滑ります!
雨で濡れていたりもしますが、立山のこの部分は8月ごろまで解け残った雪渓を横切って歩く区間が少しではありますが残っています。
雪渓の始まりと終わり付近の石畳は常に濡れているので、晴れていても滑りやすいです。
完全に雪が無くなるまでは注意が必要ですね。
下の2枚の写真は、日時はすこし異なりますが同じ場所です。

雪渓を歩きやすくするために、人力で雪切りしたりされていますが、万全とはなかなかいきません。

あと、ここの石畳は凹凸が激しい部分もあり、つまずいたり、足首を捻ったりしやすい所があります。
私も実際にコケた事もあります。
トレッキングポールなどを使って、バランスを崩さないような対策も必要かもしれません。

室堂ターミナルまでは乗り物を乗り継ぐだけで来られます。そして、その先の登山道も歩きやすいです。
なので、普段使いのスニーカーで登山をされる方は珍しくはありません。

過去には、ローファーで雄山を登っていた方を見かけた事もあります。
ニュースにはなっていなかったので無事下山されたとは思いますが、運が悪ければ先の掲示板にあるような事態になっていたかも・・・

と思うと、やはり最低限の装備、準備をした上で登山を楽しんでほしいと思います。

以上、今回は室堂から比較的近い登山道のことをお話させていただきました。
室堂周辺のミクリガ池あたりの遊歩道も、同様に滑りやすい場合があります。
くれぐれも足元にはご注意をお願いしたいですね。

それでは、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?