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【立山】トレッキングポールを使ってみた

皆さんこんにちは、立山大好き❤たてくろです。ご訪問ありがとうございます。
2018年に久しぶりに登山を再開した時、トレッキングポールを使っている人がとても多くいらっしゃることに気付きました。いつ頃から流行ってるのか、少なくとも30年前は気が付きませんでした。

で、自分としては使わなくてもいいかな、と思いつつも、なんとなく足腰に不安を抱える今日この頃(歳かしら)
登山用品店で何度も触ってみても、実際に使ってみてどうなのか、良さはわからないまま、もんもんとすること2年ほど。

セール品を買ってみた

あるとき、ネットでセール品のトレッキングポールを見つけ、ものは試しと買ってみました、そして立山へ持ち込んでみました。

今回は、立山でトレッキングポールを使ってみたお話になります。

買ったのはこれ、

oxtos(オクトス)OX-025カーボテックライトAS2本セット。長さ90〜130cm、収納時64cm、重量約241g(1本)、2段伸縮、ショック吸収機構付、バスケット付属。握りのスポンジ部分に輸送時の跡が付いているというB級セール品でした。
ちょっと使ってみるには問題ないでしょう。

立山室堂に持っていく

さて、立山に持ち込むにあたって、長さ64cmのものをどうやって持っていくか。ザックの横のボトルホルダー部に握り部分を差し込み、先端部分を上にしてみると、結構飛び出てしまいます。
逆に、先端を下にしてみると、なんとなくバランスが悪そう。
結局、最初の案通り、先端を上にしていくことにしました。専用収納袋はないので、レインウェア(下)用の収納袋を流用して先端だけをカバー。レインウェアは上用の袋に下も一緒につっこみました。

立山室堂へのアクセスには、富山県側の玄関口、立山駅までは自家用車を使います。
あとは、立山ケーブルカーと高原バスを乗り継ぎ。この2つに乗り込むときは、飛び出た先端に注意が必要でしたね。
とくにケーブルカーは、ぎゅうぎゅうの満員状態ですから。ザックを下ろして手に持って乗りました。アナウンスでも、ザックは肩から下ろして、と言われますね。
高原バスは座席前にザックを置けたので問題なし。

室堂で使った第一印象

室堂着いて、いつものように玉殿の湧水周りで身支度をします。トレッキングポールも準備完了。

まずは石畳の上で使ってみます。
最初は地面を突くタイミングが掴めずに不自然な歩き方になりました。100mくらい歩いたでしょうか、少しずつ腕の振りと合わせて、なんとなくしっくりくる感じはありました。か、残念ながらメリットを感じるほどではありませんでした。
そもそも、両手が塞がってしまうと、カメラを構えたりお茶を飲んだりがメチャクチャ面倒。
これは、自分には合わない予感。

室堂山荘あたりの分岐から室堂山展望台の方へ向かいます。
そこで、一緒に来ていた上の子にポールを取られてしまいました(笑)

石階段で使ってみたら

室堂山展望台へ向かう登山道は、石畳というよりも石階段といった感じになります。
階段と言っても自然石を使っているので、決して歩きやすくはありません。バランスを取りながら、多少不規則な足運びになります。
そういうところでは、トレッキングポールがあると、ずいぶん助かる印象でした。太ももやふくらはぎの負担がすこーしではありますが、ラクになった気がしました。

雄山への登山道では

以下、少し使ってみての感想です。

雄山への登山道でいえば、
室堂〜祓堂…必要ないかな
祓堂〜一の越…使うと少し楽
一の越〜雄山…使わなくていい

こんな感じでしょうか。
一の越から上のガレ場では、トレッキングポールは使わない方がいい、というのが私の個人的に感想です。普通に手を使えるようにしておく方が、登りやすい気がします。
それに、ポールの先で思わず落石を引き起こしてしまうのが怖いです。

あと、渋滞している時は、先端が人に当たらないか心配です。
(すぐ前の人のポールの先端が顔に近くて怖い思いをしたことがありました)

結論

室堂から雄山まで登る程度なら、トレッキングポールは必要なし。
ただし、あったら助かるところもあるので、持っててもいいかな。
雄山から更に縦走して周回する場合には重宝する、かも。
あと、雪渓を歩いていて滑りそうな時は助かると思います。

おそらく、次の登山には持って行かないです。

ここまでお読みいただきありがとうございます。
それでは、また。

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