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ていたらく出版

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桃之字の書いた小説やそれにまつわるコンテンツのまとめ▼ 各作品の目次は【総合目次】を参照してください▼
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2018年12月の記事一覧

ていたらく出版 総合目次

 初めての方は初めまして、いつもの方はご機嫌麗しゅう。桃之字です。  本記事は、桃之字が…

高輪"界岸"警備隊 - Takanawa Gateway Guardians

 ある日、とある”装置"が、世界中で同時多発的に動作を停止した。  それは9ヶ月間正常に運…

21XX年プロポーズの旅 あとがき

 初めての方は初めまして、いつもの方はご機嫌麗しゅう。桃之字です。  連載SF短編小説『21X…

21XX年プロポーズの旅 (13/最終回特別拡大版)

(承前) - 13 - - 最終回特別拡大版 - 気を失ったアーサー達を置いて、僕らは月面ターミナ…

21XX年プロポーズの旅(12)

(承前) - 12 - 標的のタコ型宇宙人"オクト"は、その七本の足(一本は俺が斬り落とした)を…

21XX年プロポーズの旅 (11)

(承前) - 11 - ──やばい。死にそう。  月が見えてきたとき、僕の脳裏に浮かんだのはそ…

21XX年プロポーズの旅 (10)

(承前) - 10 - 火星と月の中間地点付近。俺の乗った宇宙船は、火星に向かって飛来する楔形の宇宙船──ガラハッド船を発見し、航行速度を落とした。 「コネクション」 「了解」  スリーウェイ・ハンドシェイクの後、ガラハッド船とのコネクションが確立される。標的は速度を落とし、ドッキング体制に入った。 「……気をつけろ。あの船に乗っているのはガラハッドたちではない」  俺の言葉に、兵士たちの間に緊張が走った。  火星の阿呆の相手をするハメになった俺の代わりに、司令官ガラ