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《LIVE参戦記録》 2019.12.28 Char Live Tour 2019 “Mustang Since 1964” at フェスティバルホール

この年末は、自分史上最も密度濃くライブに参戦した年末となりました。

12/25, 26 THE ALFEE 代々木第一体育館 2days
12/28 Char フェスティバルホール 《本文》
12/29 THE ALFEE 大阪城ホール

5日間で4本って尋常じゃないでしょ。しかも、ALFEE(代々木 2days)とChar が中一日、しかも東京から大阪へ鈍行列車で移動したので、実質的に休みなし。そりゃあ29日のALFEE(大阪城ホール)でチケット忘れも起こすわけですよ。

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早くもしめ縄の飾られたフェスティバルホールですが、こっちは年内にあと2本ライブに参戦するので、新年気分など持てたもんじゃありません。

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上記ポスターに "All Time Best" とあり、Johnny, Louis & Char や PINK CLOUD、Psychedelix など、Char が属していたバンドが列記されています。さらには「各時代のヒット・チューン炸裂!」と煽り文句が。
実はこれを撮った開演前には、ポスターの中身まで全然気にしていなくて、ライブが進行するにつれ「おお、今日はやけにサービスしてくれんじゃねえか」と思ったものでした。

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会場入りしてみると、少なからぬ方々が開演前のステージにカメラを向けていました。中には自撮りする方も。外タレのコンサートでは、公演中も写真撮影OKだったりSNS拡散もご自由にとの流れになっていますが、日本はさすがにそこまで「さばけて」おりません。それでも、開演前と終演後は撮影自由というスタイルが、今後は広がっていくのかもしれません。

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私が初めて Char を生で見たのが、1991年の PINK CLOUD、場所は奇しくも改築前のフェスティバルホールでした。しかも1列目。なのに、その時の記憶は全くと言っていいほどありません。まだ「ピンクラ沼」に浸かってから間がなかったもので、彼らのパフォーマンスというか気迫を受け止められなかったのだと思います。

あれから30年近く。
Char も還暦を過ぎ、私も50代前半に突入しました。

PINK CLOUD(JL&C)の曲がステージで披露されるたびに、1991年を思い出すというよりは、抜けていた穴を埋めていくような気分になりました。
また、BAHO(Char & 石田長生)の曲では、ホントに石やんが天国から召喚されたかのような懐かしさを覚えました。
Psychedelix にはあまり思い入れはなかったものの、キャッチーな選曲のおかげで「ああ、そういやこんな曲あったなあ」と、自分の記憶を呼び覚ましてくれることができました。

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PINK CLOUD(JL&C)、BAHO、Psychedelix。
ジョニー吉長、石田長生、ジム・コウプリー。彼らの他界により、もう二度と再結集することのできないバンド/ユニットばかりです。
それを、現在の Char と彼のバンドが引き継いでいるともいえます。そして、先立った仲間の分も自分が背負ってこれからも音楽を続けていくという自負も、もしかしたらあるのかもしれません。

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閑話休題。
自分にとって Char は「私的三大ギタリスト」の一人です。

・高見沢俊彦(THE ALFEE)
・北島健二(FENCE OF DEFENSE)
・Char(PINK CLOUD 他)

それぞれにクセがあって、高見沢氏は「パワーで弾き倒すのが基本だが、最近は口ずさむようなリフも自在に繰り出す」イメージですし、北島健ちゃんは「色気のある音色と、ロングトーンと速弾きの絶妙な織り交ぜ加減」がたまりません。

Char はどうでしょう?
とにかく「カッコいい、エッジが立っている」印象があります。弾くときの姿勢にも一番ブレがありませんし、一音一音をシャキシャキと出していく感じで、そのあたりは先述の二人にはあまり感じられません。

今や、我が三大ギタリストも揃って「オーバー還暦」の域にありますが、彼らがミュージックシーンの第一線で頑張ってくれているうちは、今後も彼らの音楽を追いかけていきたいと思っています。

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