赤身を好む我々は人類の進化系であると軽く主張したい
壮大な話をしてみたい。
人類はその黎明期、狩猟・採集をして暮らしてきた。
人類 love 脂質
ところで、1gあたりのエネルギー産生量は、
・炭水化物 4kcal
・タンパク質 4kcal
・脂質 9kcal
それでもって、人は脂質を美味しく感じるようにできているとか。
故にA5ランク霜降りバンザイな訳である。
霜降りはお高い、高級。今日はすき焼きだ!やったね!
しかし、人類を取り巻く環境は一変している。
脂質は旧石器時代のように希少なものではなくなった。
霜降りでなくても揚げ物もある。
外食に行けば脂質たっぷりメニューの目白押しだ。
これでは太るのも無理はない。
身体が美味しいと感じるものを食べていると、エネルギーを取りすぎる。
かくして人類はダイエットの罠に捕らわれた。
我々 love 赤身
しかしここで我々だ。我々は赤身を好んで食べる。
脂質あふれる現代日本の環境で、脂質をあえてそこまで望まない。
自然と、エネルギー取りすぎ問題を避けられるのだ。
これはつまり、環境に適応していると言えまいか。
つまり我々は、現代の環境に合わせて進化したといっても過言ではない。
そんな気がする。そうかもしれない。多分きっと。
ここまで、我々は密かに仲間を増やしてきた。
老舗の霜降りすき焼き店が閉店し、赤身肉専門店がオープンするのはそれを端的に象徴しているだろう。
そしてこれからも我々は増え続けるだろう。
サラダチキン専門店が現れる日を願いつつ筆をおきたい。
・・と思ったらもう現れていた。なんてこった要チェックや!
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