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GWに世界チャンピオンの夢を見る

2024年5月4日


連休前の4月26日(金)に、はたと気がつきました。


来週は平日が3日しかない!なんてこった!
華金で喜んでる場合じゃないぞ、週休4日?
あぁこれを何て表現したらいいんだ!


一人テンションが高まっていたところ、耳に飛び込んできたのは「ゴールデンウィーク」


……そうでした昔からそう言うのでした。子どもたちも知ってます。ワタクシ浮かれすぎていたようです。


今やネコも杓子もゴールデンウィークです。老いも若きも庭かけまわり、渋滞のさなかサービスエリアでご当地商品を楽しみつつ休息をあじわうのです。


さて我が家といえば、特にお出かけいたしません。少年野球のスケジュールも入ってます。妻の友人が遊びにくるくらいです。


コーヒーをドリップで淹れてふるまって、マスターとでも呼んでもらおうかと計画しておりました。



そんな折、ムスメ(6)が話しかけてきます。

「公園でナワトビしたいから一緒にきて~」

あや飛びの練習をしたいそうです。


向上心あふれるお誘いです。間髪入れずうなずきました。


この子は将来、ナワトビの世界チャンピオンになるのかもしれない。世界大会はどこで行われるんだろう。会社を休んで観戦に行かなければ。パスポートの有効期限は大丈夫だろうか……


気持ちは空回りするまま、公園へ到着します。見てて、との言葉にうなずきました。いくらでも見ていましょう。将来の世界チャンピオンの姿を。



ーー 3分後 ーー




ナワトビは終了しました。
今日は暑いそうです。そうか暑いならしょうがないかー。


そして暑いなか、ムスメは遊具で遊び始めるのでした。



……置き去りにされた私は、もう一度「ゴールデンウィーク」に思いをはせます。果たしてこの言葉は、あの胸の高鳴りを十全に表現しきっているだろうかと。


いまや、シルバーウィークもある時代です。ゴールデンウィークという言葉は、当たり前に語られています。「ゴールデンウィーク」は、もはや特別な言葉ではないのです。


もう一度、この特別な日々を発明しようではありませんか。みんな大好きこの連休に、胸の高鳴り、きらきら感、特別感、そんな気持ちを詰め込んだ、新しい名前を付けるのです。



さぁみなさんご一緒に。
以下に僭越ながら、私の考えをご紹介いたします。


きらきらした感じや特別なイメージは、栄光の金メダルにあやかりましょう。金色です。黄金です。


そして連休そのものをどう表現するのか。連休は続きます。2週間にわたる大型連休です。こう考えると、週間という言葉はシンプルですが、本質を捉えていると言ってよいでしょう。


整いました。つまりこうです。
その名も「黄金週間」!!



黄金週間にも特別に用事なく、家でのんびりだらっとしている皆さまへお届けいたしました。あとはコーヒーでも飲んで更にリラックスいたしましょう。え、お酒がよい?それもよいですね。ご清聴ありがとうございます。

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