見出し画像

#39 クリスマスキャロルはどこで流れているのか?

12月23日。水曜日。クリスマス・イブ・イブ。今日は日中、暖かかったな。
そんな本日は【クリスマスソング特集】ということで。イブには1日早いけど、今日知っておけば明日聞けると思うので。ぜひ見てってくれよな!

今日の記録

午後、活動開始。今日はスマブラをやらなかったので、偉い。納豆を食べるなど、身支度。

14時頃、百万遍の大黒ドラッグで買い物。タッパーなど。ここの店、店内BGMのクセが強すぎて、買い物してると頭おかしくなりそうになる。なんとか発狂は回避。イヤホン必須。

その後、研究室にていろいろ。はてなブログへの移行などを考える。めんどくさくて結局やめてしまったけど、このままnoteで続けるのもな〜という感じ。noteとはてなブログの話はどこかでやりたい。

アメブロは、主婦&OL&スイーツ好き
はてなブログは、知性派、文系、 陰湿
livedoorは、2ちゃんねらー
FC2は、エロい人
Seesaaは……え~……沖縄出身者?

ちゃんと棲み分けができてんだよな。(勝手な憶測)

上の記事にあったやつ。このまとめは面白いし、僕のイメージにも合っている。僕だったらnoteは、「意識が高くてチャラい」とかになるかな(悪口ではないです)。

夜、YouTubeで今年のM-1を見てみる。全部は見てないけど、ニューヨークの軽犯罪ネタが面白かった。あとはせっせと訳の作成。まだ脳内で大黒ドラッグのBGMが流れていることよ。

凍えそうな サイレント・ナイト

(3000字ぐらい)

はい。本日はクリスマスソング特集になります。クリスマスソングには失恋系の歌が多い。今日は僕の好きなクリスマスソングを取り上げて、てきとうに雑感を述べます。覚悟して見るべし。

① MIDNIGHT FLIGHT -ひとりぼっちのクリスマス・イブ /浜田省吾

エントリーナンバー1は、浜田省吾の『MIDNIGHT FLIGHT -ひとりぼっちのクリスマス・イブ』。

こちらは、今年知ったクリスマスソング。何を通して知ったかというと、アニメ『ピンポン』の第6話である。チャイナが仲間と過ごしたり、ペコがふらふらに泥酔したりするやつ。
これがねえ、漫画にはないんだけど、めちゃくちゃいいシーンと曲なんですよ。

ひとりぼっちの クリスマス・イブ
凍えそうな サイレント・ナイト
二人で生きてきた 都会(まち)の灯りが遠ざかる

クリスマスを前に彼女と別れてしまった、という歌。歌詞がしみじみとしていて、渋い。「あの娘 乗せた翼 夜空へ消えていく」という歌い出しが印象的だし、「形のない愛だけを 信じてきたあなたは 本気で愛すること 恐れているだけ」という歌詞もよい。
バックナンバー『クリスマスソング』という曲がある。あれは心情ありあり述べる系ソングだけど、僕はこういう渋い系の方が好きです。

で、これ、書いてるときに思ったんだけれど、「サイレント・ナイト」って何?
今まで何気なく聞き流してたけど、クリスマスってサイレントかな。昔はともかく、現在のクリスマスは特段「静かな夜」ではないと思う。むしろ騒がしい。清水依与吏も「わざとらしくきらめく街のせいかナア!」と言うぐらいだし。

というわけで、なんでクリスマスが「silent night」なのか調べてみたけれど、よくわからなかった。holy nightなのは分かるんだけどね。ドイツ語のStille Nachが元っぽいということしか分からず。

ちなみにこういう記事もあった。

コロナなので今年のクリスマスは「サイレントに」過ごしましょうというもの。

やっぱり「サイレントナイトと言いつつサイレントじゃない」というのは、各国で共通の認識のようである。日本でも、「サイレントナイトで」と呼びかける記事が出てきた。あとどうでもいいが、「ト」は普通はっきり発音しないらしいので、正しくは「サイレンナーイ」であるとのこと。

もしも最初から、世の中サイレンナーイだったなら。清水依与吏は、わざとらしくきらめく街やトナカイのコスプレで騒ぐ連中を見なかっただろうし、そうすると『クリスマスソング』の存在もなかっただろう。となると「会いたいと思う回数が〜」という名句も生まれてなかっただろうし、そう考えると複雑である(雑すぎるまとめ)。

② クリスマスキャロルの頃には/稲垣潤一

2曲目はこちら。おそらく晩秋頃のカップル(倦怠期)の曲。
お互い愛を見失ってしまったので、クリスマスまで別々に過ごそう、という歌らしい。なので、時期的にはクリスマスではない。のだが、まあそういう細かいのはいいでしょう。

クリスマスキャロルが流れる頃には
君と僕の答えもきっと出ているだろう
クリスマスキャロルが流れる頃には
誰を愛してるのか今は見えなくても

ずっと疑問だったのが、「クリスマスキャロルってどこで流れてるんだ?」ということ。スーパーや床屋で「クリスマスキャロル」という曲が流れているのは、あんまり聴いたことがない。多分洋楽だろうが、どんな曲なんだ。一昔前に流行った曲で、今はもうオンエアされてないのかなとか思ってた。

で、これ今日知ったんだけれど、「クリスマスキャロル」は別に曲名ではないらしい。「キャロル」は民謡という意味で、きよしこの夜とか、その辺全般を指すとのこと。今日まで生きていて知りませんでした。僕以外の人類は知っていたのかな。

「クリスマスキャロルが流れる頃にはって言うけど、実際流れてるの聴いたことある?」

とか、危うく人に尋ねるところであった。

豆知識を1つ言うと、作詞はかの秋元康が担当しているらしい。アイドルのイメージしかなかったので、これは意外。

③ クリスマスイブ/山下達郎

今回は「クリスマス失恋ソング特集」であるのを忘れかけていた。クリスマスの失恋ソングといったら、まずこの曲かもしれない。

のだが、公式動画もSpotifyの音源もなかったため、あんまり書くことが無い。それに有名な曲なので、そんなに紹介することもないだろう。

ただ、1つ思うのは、クリスマスはやっぱり「ひとりぼっち」をアピールした方が、求心力があるんだろうなということ。みんなが誰かと過ごしている夜だからこそ、一人でいることの方が歌になるというか。

最近出たSEKAI NO OWARIの『silent』もこの期に聴いてみたが、そういう感じだった。逆にみんながクリスマスの「失恋」を歌うので、これ以上やっても新規性が無いかと思ったが、まだまだこのジャンルは廃れないのかもしれない。世にクリスマスを憎悪する独り身いる限りは.......

* * *

以上。たった3曲になったけど、なんか定番曲しか出てこなさそうなので、この辺で。定番じゃないのは浜田省吾ぐらいだったか。今日は実質、「サイレント・ナイトって何」と「クリスマスキャロルは曲名じゃない」について語りたかっただけです。

クリスマス失恋ソングについて思うことを1つ。こういう歌が多いことに併せて、「クリぼっち」とかも言われるとおり、このシーズンは「独り身・非モテ・非リア」であることがSNSでも騒がれがちである。
で、今年のクリスマスも一人で過ごすことになりそうなのだが、特段そうしたことへのつらみ恨み孤独憎しみ負の感情みたいなのはなくなってきた。というのも、「独り身の素晴らしさ」を学び、1つ上の”高み”とか”悟り”に達したからではなく、単純に今年は「やらかし」をしていないため。
過去5年間を振り返ると、1,2,3年目(大学1~3年)はなんかしら醜態を晒したり、美談にも笑い話にもならないような「失敗」を繰り返してきた。思い出すだけで臓器が口からぽろぽろ出そうになる。のだが、去年と今年は、一人ぼっちで過ごしているけど、望みのない挑戦とか惨めな失敗とかはしていない。それだけでだいぶ心穏やかである。

ので、今の心持ちとしてはWHAM!の『ラスト・クリスマス』が近いかもしれない(もうそれぐらいしか引き出しがない)。ひとまずバックナンバーの『クリスマスソング』は卒業、ユーミンの『恋人はサンタクロース』には至らずといった感じ(これで引き出し全部出した)。マニアックなクリスマスソングを全然知らなかったので、もう少し探求してみようと思います。今日はそんな感じ。



スクリーンショット 2020-12-23 23.30.33

一昨日の鴨川。ああ果てしなく遠大なる空よ......