見出し画像

#41 とっても便利な接続詞たち

12月26日。土曜日。本格的に年末だ。今年も残るところあと5日。
そんな今日は【とっても便利な接続詞たち】ということで。昨日書いた内容が重めなので、今日はライトに行きます。接続詞を紹介するぞ!

今日の記録

12時頃、起床。朝ご飯と洗濯。久しぶりにスプラトゥーンをやってみる。やっぱりチーム対戦は大変だ。みんなごめんな。

15時頃、大学へ。今日も今日とて訳の作成。本日で終わりそう。終わらせます。明日見直しして教授に提出かな。院生っぽいな。

夜はCoCo壱でベジカレー食べるなり、なんなり。YouTube見てた時間も長い。今日初めて中田敦彦のヴィーガン動画を見たので、近日それについて書きたいな。

とっても便利な接続詞たち

(2000字ぐらい)

なんだかんだで、noteの投稿も40番台に入った。30のときには思わなかったが、40となると、大台に来たなという感慨がある。たくさん書いた。
同時に、noteでの自分の文体もだいぶ凝り固まってきたと思う。

高校のときに読んだ新書で、「文章においては接続詞が重要だ!」と言っているものがあった(大学入試の小論文対策で読んでた)。確か、丸山眞男とか太宰の原稿が取り上げて、推敲の段階で接続詞がかなり訂正されていることを指摘し、それだけ接続詞は大事なんだということを言っていたと思う。なんて本だったかな。

検索したらすぐ出てきた。タイトルそのまんまや。

で、人の文体のクセはいろいろあるけれど、接続詞もその一つだと思う。なんなら接続詞さえ押さえておけば、その人っぽい文章が書けるのではなかろうか。そんな感じで、今日は僕のお気に入りの接続詞たちを紹介する。
ちなみに念のため説明すると「接続詞」とは、文と文をつなぐあれである。あれがあると、「次に来る文は、前の文章とこういう関係なんだな」との予想が付くので、非常に便利である。逆にあれがないと、この先の文章で何を言いたいのかがよく分かなかったり、今読んでる文が何のためにあるのか掴めんという事態になる。ゆえに接続詞は、文章をすんなり理解する上でとても重要な役割を果たしている、と思う。

↓のサイトでも、そんなことが言われている。

このサイト、不思議なことに文字のコピーができない。PDFで書かれてるのかな。冒頭で僕が言いたいことが書かれています。

そんなわけで今日は、個人的によく使う、とっても便利な接続詞たちを紹介していきます。接続詞特集を組む日が来るとはな。

① で、

エントリーナンバーワン、「で、」。個人的には最強の接続詞。めちゃくちゃ使う。

使い方としては、「前置きはここまでで、これから新しい話を始めますよ」というときなど。非常に汎用性が高く、どこででも使える。便利さをドラえもんで例えるなら、もうこいつがドラえもん。

noteでは下書きや構成などなしに、思いついた順で文章を書きがち。ので、前の文章と次の文章が、論理的に明確につながっていないという場合が多い。そういうとき、「とりあえずこれまでの内容を受けてはいるけど、ちょっと新しい話題に入りますよ」というのは全部、『で、』で誤魔化している。

で、この接続詞、田山花袋の『蒲団』でかなり使われている。名作なので、読むべし。検索書けて調べたら、作中で21回使われていた(文頭で6回、文中で15回)。僕が使う「で、」も田山花袋にルーツを持ちます。

② ので、

1文字増えた。僕がよく使う接続詞その2。

一応断っておくと、文頭で「なので・なのに」を使うことは、書き言葉として正しくないというのは重々承知。なんだけれど、noteはほとんど話し言葉に近い感覚で書いているので、よしとしている。

これのいいところは、文を区切ってすっきりさせられるところ。例えば、『今日はもうおなかいっぱいなので、家に帰って寝ます』という文を、『今日はもう腹いっぱい。ので、家に帰って寝る』という感じで、コンパクトにできる。なってるよね。便利や。

③ のだが、

逆接。これもよく使う。

英語でいうとNonetheless。僕はこの接続詞が好きで、ナンザレスという響きもよい。のだが、さすがにnonethelssは長いので、これを用いる。

これのいいところは、「しかし」「だが」と違って、前の文章を受けている感じが出るところ。『のだが』。「はい! 私これから逆接しますよ!」感が出ていると思う。RADWIMPSのボーカル野田洋次郎は特に関係ないです。

* * *

以上3つだけ。今日は自分がよく使う接続詞を振り返ってみました。何が言いたいかというと、この3つの接続詞を使うだけで、僕の文体のクセが表現できるのではなかろうかということ。「で・ので・のだが」の3種類。あとは「割と」「それなりに」「思っ」「たりする」「という印象」「なのかな」など、婉曲表現も頻出させよう。
個人的には、文体のクセを楽しむというのも、文章の楽しみ方の一つなのかなと思う。ので、みんなも他人のクセを暴いたりしてみような。

あと一応、クセではないが、文章を書くときは段落に意味を持たせるということも意識してはいる。この段落では新しい話題を呈示するのか、前の主張を覆すのか、補足するのか、まとめるのか、などなど。パラグラフ・ライティングというやつですね。

もはやWeb媒体からは、段落(パラグラフ)という概念が消えつつあるような気もする。noteとかも1行ごとに改行されてたりするしね。ただ、「段落ごとに主張がまとまっている」というのはわかりやすさの面で割と大事なことだと思うので、僕は意識しております。


読み返してみると、今日はライトでよい。ただ、紹介したの「で・ので・のだが」か......

なんというか、ここまでつまらない特集も珍しいのでは? という感じ。まあそういう日があってもいいよね! 


<一応、参考>

↑これは参考にならない。

↑参考になる。


スクリーンショット 2020-12-26 23.43.41

もうちょっとで訳が終わる。あと一息。年末、体調に気をつけよう。