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アイデアのつくり方

アイデアは偶然やたまたま出るものではない。アイデアが出るのには原理・方法が存在する。

今回著者が結論付けているのは上記である。

ではアイデア創出において重要な原理は2つは

①一つの新しい組み合わせである。

②上記は事物の関連性を見つけだす才能が必要である。


では次に方法について

まず一つに資料収集。当たり前の事であるがこれを飛ばしてアイデア出しをしようとうする人が多い。これは絶対に飛ばしてはならない。

そして集めるのは特殊資料と一般資料のふたつ。

特殊資料とはその事柄に関する物(たとえばAという製品の広告のアイデアを出す際にはAについての資料)

一般資料というのは自分自身の日常内での出来事を継続的に収集するもの(たとえば休日での美術鑑賞での気づきや親子での会話)

なぜ一般資料の収集が大事か??

それは日常にはアイデア出しで一番重要である「新しい組み合わせ」という原理が入れ込まれているからである


そしてその資料を元に関連性を探したり、心の触覚で事実を取り上げてみたり意味探しをしてみる(色々な方向からそれらを眺めている)

※この2行は筆者自身も具体的な説明が難しいといっていたので軽く触れておきます。おそらく抽象化のことをいっているのだと思う。

そしてアイデアが出たら実際に活かせるようにアウトプットしてみる(ここで胸のうちにしまったままにしない)そこで現実的に難しい部分も出てくるので有用性のあるものに展開させる


感想としてこの本は前田祐二さんの「メモの魔力」と初回に投稿した「具体と抽象」のふたつの内容をかなり簡易にしたものかなと思った。

とにかく日常生活で自分の心の琴線に触れたものはメモしといて関連性を見つけてアイデア出しに活かす。これはすごく大事だと感じた。

アイデアのつくり方
Amazon.co.jpによる
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