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胸中の手記 5月12日 狂乱の宴の中
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5月12日 日曜日 曇り
狂乱の宴のようなものを、人々が繰り広げている間、真面目に振る舞い続けると、人々は親しみ込めていう。
「君が最も狂っている」
一瞬たりとも気を緩めずに、狂乱の中を踊り続けて、人々が文字も数字も忘れている時間。
あとでわたしはそれを字にして数字にする。
親友は人生に時たま現れる。
愛しき人は常に現れて夢の中にも外にもいる。
追いかけずに狂乱の中も真面目に踊って真面目に胸の中の火を消さないでいる。朝も夜も、ぐるぐる引っ繰り返り続ける間も。眠る間も。
今日は強い風です。風が吹いても
自分の踊りを忘れないで。
また明日。
難しいです……。