HUNTING VESTと本間織布WORK WEAR 予約会 at BARNSHELF
2022年1月22日~2月6日、兵庫県三田市のBARNSHELFさんにて、本間織布のヘリンボーンを使用したワークウエアとハンティングジャケットの予約会を開催していただきます。
私の、本間織布とBARNSHELFへの思いは、こちら とか こちら をご一読ください。
出来上がった洋服を見ていただきたくて、無理を言いまして、予約会をしていただきます。
僕の持ち前の・・・段取りが悪く、スリリングな事なんかも重なり、今もなお イベントに向けて手を動かしております。物を考え創る。あと、走る以外、何かまともに得意になったことがありません。「偏りの強い人間です」と言えば、「なんかそんな感じも良いでしょ?」と言いたいのが、透けて見えますでしょうか。
小前さんにハンティングベストをお願いいただいていた。もう数年前の話。
ハンティングというか、キルティングのベストのサンプルがあって、それを見ていただいたときに「これうちでやりたいですね」と言っていただけた。
だけど、ずっと形に出来ていなかった。
そのベストはバーンシェルフのイメージにぴったりで、だけど素材含め再現が難しいので、素材を変えて・・・と思っていたものの、何となく「こうゆうのでしょ?」では作るのが嫌で
と、思っているうちに時は経ち、2022年。
元々、「HUNTING」というカテゴリーの洋服は2006~2009年くらいまで沢山製作してきました。
工場生産に移行した2010年~2019年あたりでは、ハンティング物はあまり作りませんでした。
工場生産になっていた時代には、スペックの強さで魅せるように思われるようなデザインを避けていたので、なんというか「どうだ!」の形になりがちなハンティング物は とてもライトに「要素」として入れ込んでいました。
その時代の中にあって、ハンティング物として、とても「わざとらしくない」仕上がりに出来上がったものがあって それがHUNTING VEST。
その形を、2022年もう一度縫いました。振り返れば10年前のデザイン。
10年待って。いや・・・たまたま10年経って 「これこれ!」という素材に出会って、それが大好きな小前さんのお店からの繋がりで、また形にしたら「最高」と思えた10年後。
もうそれだけで「見せたい!」。いやもう、見ればわかるよ。
「これ!いいでしょ!」と思う素材を毎回使います。
いつも「一人で作っている」と言ってしまいます。
確かに「そうでじゃない」のだけれど、その素材や場所を作った人の顔や温度が伝わるという事は少ないです。
素材を作った人、創る人、場所を構えて皆様に伝えてくれる人
とてもとても単純でシンプル。その一部になれた。
「気がした」んじゃない、なれたんだと思う。
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