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【DSAL振り返り】Div1 Season9 Split1 HOR環境(~アディショナル前)

たたみです。HOR環境前半、お疲れさまでした。
今期はRound4~6を振り返ります。4と5の間でエルフ・ロイヤル・ドラゴンにアッパーが入ったため別環境が混ざった形になりますが、あまり大きく環境が動かなかったことと執筆時間の兼ね合いで一つにまとめます。

【記事の概要】
これまで自分用の備忘として作っていたDSALの参加記録をnoteでまとめることにしました。
ただし、チーム戦である都合上むやみに思考開示をすることにも抵抗があるので、環境単位(新弾、アディショナル、ナーフ・アッパー)で区切って振り返りという形を取ることにします。
あまり時間もかけたくないので、本文は常体かつ略称やスラングもそのまま、最低限伝わる程度の表現で書かせていただきます。悪しからず。

※たたみの所属チームはFEPです。



Round4

持ち込み一覧

対戦相手はRiM。4thまでは世論通りの4アーキタイプ、5thに全チーム唯一のフェアリーEという珍しいチョイス。
FEPはリーダー選択こそ世論の上5つとなったが、Nmは少数派の機械Nmを選出、5thは当時まだメジャーでなかった復讐Vを選出した。

復讐Vについては未だによく分かっていないので説明を省くが、ヴァンパイアマスターのへたさんとリーダーのスコットさんが持ち込んできたデッキなので間違いはないだろうと盲信で登録した。その後の時流を見る限り、やはり間違いはなかった模様。これからもよろしくお願いします。
機械Nmについては前回の記事で強み・弱みをざっと記載したが、今期は機構の暴走が追加されたことによりカウント10達成の安定感と上振れの爆発力がともに向上し、望んだゲームプランの遂行が計算できるデッキとなった。序盤から殴れるデッキなので結晶BやマナリアWといったOTK系統に対しても比較的やれており、ゴーストNc対面は厳しめなものの、立ち位置としてはそこまで悪くないと判断した。

構築は今見ると微妙。当時は割と自信あったけど、ルシウスを採用できなかったあたりにやり込みの足りなさがうかがえる。アニマルパペッターは弱いっす。

担当デッキと戦績

1戦目はトイズレポーターの突進付与を失念。使い始めて間もない人がやっちゃうタイプの見落とし。バフ4積みの構築なのにロック進行2ターン通されて頭に血が上ってしまったのが良くなかった。どんなに腹が立っても運が悪いのは受け入れるしかないので、その場で取れる最善手だけ常に考えられるようにならないといかん。
問題の場面はキャプチャ取る元気が無かったので文字だけ。相手の場は5/5守護、5/6守護、1/1、3/3の4面、体力11点。自分ターン開始で直接召喚グレティナ&ミカエル、手札にキルザエルとグライアス(と他数枚)、EP無し。
まず、看守に突進が付くため当たり方によらずキルザエルで確定リーサルだったのを見逃し。確率リーサル狙いだとしてもキルザエル出す方が若干分が良かったが、確率低い方の択(グレティナ下当たりグライアス本体)をわざわざ選び、グレティナ出なくて負け。存在しないはずの2試合目はノワリスフィリィの後6OTKを喰らって轟沈。こういうゲーム絶対相手がブン回るか自分が事故って負けるんだよね、知ってました。

今回は投げ順も反省点があった。私含め主要メンバーがことごとくリアル多忙と重なり環境理解が追い付かなかったため、ゴーストNc-進化NmのマッチをNm有利と認識できていないまま相性表を作成し、ゴーストNcを裏目無しのハイパーデッキとして初手投げ。その結果、しっかり進化Nmの後6シンに咎められて負け。これもエンジョイチームの弊害(というか社畜の弊害)である。知ってた人はいたみたいなので、次からぜひ教えてください。
また勝ち試合の中にも、結晶Bがダイマス無しウィンギー展開からの分割リーサルを仕掛ける中で、相手の進化前アングレア(5/2)を放置してウィンギー(2/4)顔殴り、つまりウィンギーで2点削るためにアングレアの5点回復(AOE付き)を許容するという反省点満載のプレイがあったのだが、文字で説明するのが難しいので残念ながら割愛させていただく。隣に5/5の始祖マナリアも立っており相手の手次第では逆リーサルすらある非常にスリリングな状況だったのだが、この臨場感もイマイチ伝わらないので割愛。いやあ、誠に残念。

ところで今回やらかしたたたみって人、Div1昇格戦でもリーサル逃して負けてるみたいだし、レートやってないし、試合時点でグラマスにもなってないし、なんでレギュラー張ってるんでしょうね(A.深刻な人材不足)
というわけで勝手ながら宣伝です。BO9やってみたくてチーム探してます、正直どうせやるならDiv1がいいし試合にも出たいです、なんて考えているそこのアナタ、そんな都合の良いチームがここにございます!
FEPはほとんど公募しないチームですが、自薦は常時受け付けています。実績不問、素行重視、活動の主軸はBO9でテキストメイン、掛け持ちも可能(要相談)。BO9モチベの高い人を渇望しています。スタンスはエンジョイ寄りながら「やるからには勝ちに行く」をモットーにしてる人が多いと個人的には思ってます。RAGEファイナリスト経験者とか地方大会4回優勝みたいな派手に強いプレイヤーも在籍しています。モラルを持ってシャドウバースを楽しめる人歓迎です。ぜひぜひ。

能力調整

下位3クラスにアッパー調整。DSALに関しては、メンテ明け31時間後にデッキ登録締め切り、しかも平日という社会人をバカにしているスケジュールであったため、次節で大きく環境変動はしないと踏んだ。

Round5

持ち込み一覧

対戦相手はBPM。5thの武装Dが被ったため5アーキミラー発生。ただし能力調整前の第4節も武装Dを持ち込んだチームなので、想定の範囲内ではあった。
FEPは、前節の戦犯である機械Nmを捨て、世論4アーキ+5thの構成。後述の流れでこちらも武装Dを採用した。

5thについては、RAGE day1に復讐Vを持ち込んだ面々からのネガキャンが止まなかったため、復讐Vを外すという確固たる意志をもってアッパー組から候補を探すことに。しかしあまりにも時間がないため、アッパーというより魔改造を受けたアンテマリア様に懸けてクラスをドラゴンに決め打ちした結果、一番やれてそうな武装Dの選出となった。
……相性表を書いてみたら有利対面がありませんでした。これで試合出るの嫌です。誰か助けてくれ。

たまたま連勝できたのでドラゴンに自信ある風に見せるためのツイート。連勝自体は本当です。ハンマードラゴニュートが現役の頃に散々擦って使い慣れたアーキタイプではあるので、マリガンと基本的なプレイは問題なし。加えて少ない選択肢から100点を目指すデッキの方が得意なので、手に馴染むデッキではあったのかもしれない。
いや、でも、ひとつ言わせてほしい。一緒にアッパーされたウィンギーは据え置きでハンマーだけ戻されたの絶対おかしいだろ!

担当デッキと戦績

というわけで因縁のウィンギーを制裁し、プレーオフに向けて大きな勝ち点3を獲得した。私は5番手だったので不利対面から順に消化していくことが分かり切っており、BNcに負けてからが本番かなぁと思っていたが望外の一発抜けとなった。

自分の試合。こんなんもう負けだろ……w
先4からスカルフェインも回されはじめ勝ち筋が概ね消滅。まぁ元々不利マッチだし、次戦のアップ感覚で脳ミソのギアを上げていけばいいかなと思っていたら。

なんか勝った。相手の武装カウントロックプランと自分の引きが変に噛み合って相当ラッキーな展開ではあったが、ここは前ターン進化置きで盤面の総打点上げてたのが偉かったということで。結果的にはフェインで一度受けられてたらほぼ負けだったけど、相手視点どう見てもレーヴァテイン控えてるように映ったはずなので、パーツ揃ってないなら先7OTK狙いでロックしながら山回す判断も間違いではなさそうかなぁと。

今節は全体的に特に言うことなしだったのだが、武装Dはさすがに無理ということで結局また別デッキを研究することに。5th探しの旅は終わらない。

Round6

持ち込み一覧

対戦相手はPaR。世論4リーダー+大参謀型連携Rの構成。
FEPも世論4リーダーは固定、5thに進化Eを採用した。

勝てばプレーオフ当確の1戦。相手は前節にコルネリウスNcを持ち込んだ個性派チームだが、今回は比較的普通の構成。
進化Eは結晶BマナリアWあたりに勝機がある一方で連携Rとの5th対決になった時に気分が悪く、どこかで攻めた投げ方をして通さないと厳しくなりそう。作成者が責任をもって握るつもりだったが、出場メンバーの兼ね合いでマナリアWに動くことになったため、縁の下の力持ちdriedfishさんに託すことになった。いつも壺みたいなエルフ押し付けてすまん

ところで、マナリアWはヴァイスで詰む先入観があって連携R嫌だなぁとか思っていたのだが、壁打ちしてみたらガン有利マッチで拍子抜けした。DSALは本当に壁打ち大事、ちょっとやるか何もやらないかの差が果てしなく大きい。

担当デッキと戦績

RAGE day2進出を決めて好調のミラミカルさんでも止められず、痛い0-3負け。せめて1-2には持っていきたかったが、先攻有利のマッチでことごとく後攻を引かされて展開が向かなかった。niarさんはもっと先攻引く練習をしてください。

実質80枚持ち込みだった今回、自身のマナリアWは出場機会なし、進化Eは比較的勝ちやすい結晶Bに当たれたもののTier1パワーに粉砕されて負け。先2ミュース設置からの先5サファダイマス、エルフでは返せません。この負け方頻出なので、このマッチ世間で言われているほど有利ではないと思っている。しゃーなし。
ちなみに、今節お休みのアナカリシアさんがRAGE day2 6回戦の配信卓でエルフを使っており大変驚いたのだが、後で教えてもらったら中身は6枚も違ってて草が生えた。DSALは構築差で負けた試合ではなかったけど、リストはもう少し詰められたら良かったなと思ったり。

環境通しての感想

先攻が強すぎます!!!

……で終わってもいいくらいなんだけど、じゃあ何故先攻ゲーだったのか?を一応書いておく。
Tier1にゴーストNc結晶Bがおり、この2デッキが構造的に先攻有利である(上にミラーで明確な後手捲り手段が存在しない)ため、が回答と考えている。構造的に先攻有利とは現代シャドウバースに用意された後手捲り手段が適用できないことを指しているが、ちゃんと言語化すると普通に1記事書けてしまうレベルの量になるのでこれは本当に割愛する。
自分が先攻に寄っていないデッキを使っても、Tier1の先攻になすすべなく轢かれる。自分がTier1を使うと、ミラーで後攻を取っただけで分岐なく敗北する。今期のシャドウバースをやっていたプレイヤーの誰もが経験したことだろうし、それがストレスだという意見も分からなくはない。
しかし、その他Tier1.5以降のデッキ群は(復讐Vはともかく、)連携R、マナリアW、回復B、ウヌエルB、進化Nm、とむしろ後攻の方が戦いやすいデッキもあったくらいで、今期自分が好んで使っていたデッキがマナリアWと回復Bだったこともあって、個人的にはそこまで不満が大きい環境ではなかった。もちろん冒頭で書いたように先攻有利環境であることを否定はしないが、ギルネのスタン落ち後も辛うじて後攻を支えていた恩寵が消えた割にはゲームバランス耐えていたように思う。

ちなみに執筆時点でアディショナルカード追加直前なのだが、DSAL最終節はまたもメンテ明け31時間後にデッキ登録締め切り、さらにまたしても平日という社会人を以下略。
もうシャドウバースのラマヌジャンになるしかない。我々をプレーオフに導いてくれるデッキが降ってくることを期待して、また次回。

次回: Season9  Split1 HOR環境(アディショナル後~)


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