下書き
日々、素敵な記事、面白い文章を私に届けてくれるnoterさんこんにちは。
わたしはnoteをはじめてなんだかんだ2年が経ちました。まじ、、?
好きなことを好きなだけ気ままに書き続け2年。なんだかんだ文章書くのは上手くなってきたと思う。
例えば
「今日は晴れていたから川沿いで本を読んだ」
という出来事を、
3年前は
という程度だったが
今は、
というように、あることないことを肉付けしてしょうもない文章を書くことができるようになった。
なんて無駄な技術を身につけてしまったんだ。
さて本題だが、noteを書いている方ならわかると思うが、下書きってどんどん溜まっていくのよね。
書きたい!って思った題材をとりあえず題名だけ残したり、書き始めたもののアイデア不足で途中で断念したり、大まかな筋書きだけをメモしたり。
なんとなくボツにするのは忍びなく、いつかまた書けるだろう、と思って残し続けてしまう。
そうして残り続けるやつは結局記事にならずにタンスの肥やしになっていくので、腐った文章がスマホのメモリを腐らせてしまう前に、もう記事にしないであろう下書きをここで消化します。
ちなみにわたし、Twitterの下書き載せる文化、めちゃめちゃ、嫌いです。
「ちょっと特殊なわたしの思考を見て」感があってなんか少しキモイ。
そんな雑念と一緒に、10個の下書きを供養してください。
① 富士山はとんでもねぇってばよ
[ボツ理由]
もう覚えてないから。
高一の春休み、今となっては大親友のMと自転車で富士吉田市へ行った時のことを記事にしよう、とした。
とは言ってももう5年以上前。さすがにほとんど覚えていない。と言いつつ
なんとなく旅のアウトラインだけさらって終わりにしよう
と思いながらちょっと書いてみたら案外鮮明に覚えていたので、いつかまとめます。
簡単にまとめると、
「往路鬼キツ。富士山あまりにも美しい。復路鬼楽。」
ってことです。
とりあえず素敵な景色をおすそ分けです。
② マイルド自転車狂カツヲ、入田浜へ行く。
[ボツ理由]
もう覚えてないから。
高二の夏休み、フッ軽気狂いKと共に自転車で入田浜へ行った時のことを記事にしよう、とした。
とは言っても5年以上前。さすがに覚えていない。
部活がオフの夏休み最後に2泊3日で挑んだこのチャレンジは、それはそれは地獄だった。2日目、3日目に少しでも遊ぶために1日目で一気に入田浜まで行ってしまおう、という考えで、自分たちの住む西東京から150km、カンカン照りの伊豆の峠を、クロスバイクでもがいていた。
これまでの人生でダントツで苦しい1日だった。
大した知識のなかった2人は安い対策の往来。
蓄えた財産をさあ、使わなかった。
それでも鬼の体力だった鼻たれ坊主は、ジリ貧で泣きそうになりながら、予定より約2時間遅れでなんとか入田浜にたどり着いた。
もちろん
「気狂い旅行を若いうちにやってやろう」
という考えから発案した計画だったが、実は大元の目的は夏休みの情報の宿題。
「夏休みの思い出」に関する映像を作ってください。
という宿題を兼ねて、ウキウキでひと夏の思い出を作りにいった訳だ。
その後、血反吐高校生二人を隠して、キラキラ爽やかな部分だけを切り取って作った映像はクラスダントツ一位を取り、伊豆での苦しみが報われたような気がした。(公開したいけどKの顔とか、家の近くとか、、が写ってるから見せられません。1minでピッタリまとめたのが天才的だった。)
この3日間でたくさんの印象的な瞬間があったが、流石の膨らませ技術を持っているカツヲでも過去の記憶すぎてもう無理。
ここで雑に消化します。いつか少しだけまとめるかもだけど写真をおすそ分けにどうぞ。
※記事の下書きからはなんとか工夫をしようとした形跡(ふかふかお布団(湯たんぽ付き))が伺えるが、これはモロ『風とともにゆとりぬ(朝井リョウ)』の「リアル脱出ゲームで絶望する」のパクリである。とてつもなく面白いので是非読んでください。
③ 中学のときの部活のことなんか思い出したくない
[ボツ理由]
思い出したくないから。
④ 1人でいることに慣れてしまった
[ボツ理由]
内容が暗すぎるから。
コロナ禍と共に大学生になったカツヲは、大学入学以降ずっと孤独感を抱えていた。
そもそもいつからか流行りのものには目を向けずに裏道ばかり進んできてしまった上に、特筆すべき社交性を備えている訳では無いカツヲにとって、「1人で居るしかない」というのは用意されていた道でもあった。
この記事を書こうと思ったきっかけは、大学の友人4人が授業中に麻雀をやっていたことからだろう。
「カツヲもやりなよ」と誘われながらも、“大学生”が好きでは無いひねくれ人間の私は、「あ、うん、ふーん。気が向いたらやるね〜」という感じで受け流していた。
でもさ、麻雀って4人でやるものだから自分が始めたらめちゃめちゃ邪魔なんだよな。
なんとなく誘ってくれてるけど、彼らは別に自分のことを必要とはしてないんだよな。
その中の誰かが休んだ時の代わりでいいんだよな。
どれだけ誘っても始める気のない自分に、だからおまえは、って思ってるんだろうな。
その気持ちから、我が道を行くコムドット精神の疼き、渦巻き、ウズベキスタン、うずらの卵って美味しいな。
あの、暗くなりそうなので強制終了です。
⑤ 筋トレをすることで、染み付いたネガティブがポジティブに変わることは無いけれど、ネガティブなときにポジティブになることは出来る。
[ボツ理由]
後ろめたいから。
※突然スイッチが入って、以下、酷い(下ネタ)文章が続くので、苦手な方は⑥に飛ぶことをおすすめします。
高校で部活を引退してから何故か筋トレのスイッチが入ったカツヲは、受験勉強もそこそこに日々筋トレに励んでいた。
それ以降筋トレの習慣は続いていて、当初は自宅での自重トレーニングのみだったが、いつしかリュックに大量の参考書を詰めて自重(?)トレーニングをするようになり、遂に今年の2月からジムに通い始めてしまった。
なんだかんだ続けている習慣のひとつである筋トレだが、あまりにもその頻度にムラがありすぎる。
自宅トレの時はリビングで励んでいたのだが、なんといっても家族に見られたくないため、母と姉の長風呂の間や、母と姉が朝出かけたあと、夕方に帰ってくるまで、等、隙間隙間を見つけて日々自分磨きをしていた。
日々汗だくになりながら上半身の反復運動、あるいは下半身の反復運動をして、息切れ切れに自分磨きを終えて果てる姿を見せられるわけがない。
あ、筋トレのことです。
すなわち、世間一般的な自分磨き(自慰行為のこと)と何ら変わりのない“お筋トレ”は、常日頃、他人の目を盗んでやるしかないのだ。
となると、家族が家にずっといる長期休みなどには筋トレを禁止しなければならない。すなわち、お筋禁(おきんきん)しなければならない。
しかも本格的に大学生活が始まればなかなかに筋トレをする暇はなく、日々勢欲(せいよく。筋トレを出来ずに蓄えたエネルギーを勢いよく“発射”したくなる欲。)が溜まっていくばかり。
酷い時には1ヶ月間全く筋トレをできなかったりもしていた。
そんなこんなで、どうにかしてでも筋トレを続けてやろうと思ってジムに入った訳だが、やはり(ジムに)イけるときはイけるが、時間が足りない時にはどう頑張ってもイけない。
週7でイける絶凛(ぜつりん。絶対的に凛とした人間。)期間もあれば、週1すらイけない険邪大夢(けんじゃたいむ。険しく、よこしまな気持ちを抱えていながらも、大きな夢を抱いていること。)期間もあり、イカ(如何)にもトレーニー臭い顔をして、セコセコと筋トレ記事を書ける程の潔さはなかった。
記事を要約すると、
「疲れている時にパンプアップした胸や、引き締まった脚やおしりを揉み込むことで、ネガティブな気持ちが少し取り払われる」
ということを書く予定だった。
ということで、後背意(こうはいい。後ろめたさを背負って意志を決めきれない様。)なカツヲは、ムラのないように筋トレを続け、正常意(せいじょうい。正常な意識を持って行動する様。)な人間になれるように、一旦この記事はボツにしたわけです。
ほんとにごめんなさい。
⑥ カツヲ、高校のマラソン大会でそこそこの結果を残す
[ボツ理由]
中途半端すぎるから。
マラソン好きをこじらせた結果、競泳の専門は長距離、自転車に乗れば150km走り、気づけば群馬を目指して100km歩いていたカツヲの、数少ない高校時代の成功体験を記事にしよう、とした。
でもね中途半端なんすよねいろいろ。
我が母校では、高校1、2年の2月に近くの大きな公園でマラソン大会を行うのだが、長距離大好きカツヲは、1年の時に320人中25位、2年の時には、上位4%の320人中13位に輝いたのだ。
中途半端だな。ギリギリ輝いていない。
あまりにも中途半端でなんか記事にするほどでもないな、ってことでボツ。
でもね、高2でゴールした時に部活の顧問がかけてくれた「お前、やるな!」という声と、フッ軽気狂いのKとのハイタッチが忘れらんねぇんだよな。まじで走馬灯。
もう1回やりてぇな。しっかり準備して5位ぐらいには入りたいよ。
⑦ 健康を追求しすぎると孤立する
[ボツ理由]
内容が暗すぎるから。
カツヲは常日頃から健康を追求している。高校3年で部活を引退してから、自分にとある制約を3つ設けたのだが、その制約と絡めてクソネガティブ記事を書こうとした。
今のカツヲは、自分の目指す“健康”とは程遠い生活をしていて、後ろめたい。
いつか健康になれた時に健康に関する記事を書くつもりだが、そんな健康を追求して生きていると、一般大学生の生活リズムには合わせられず、いつも1人で一限に参加しては、1人で昼飯を食べ、行きつけの店が出来ちゃったわ。みたいな話。
暗くておもんなくなってしまうからボツ。
⑧ 私は健康偏差値70の大学生でございます。
[ボツ理由]
どんだけ健康自慢記事書きたいんだよボケ、早く書け。
⑨ ケーキ
[ボツ理由]
今の自分には無理。
私のnoteのプロフィール欄。
2秒で決めた文章ではあるが、音楽やスポーツ(気狂いチャレンジ)に関する記事ばかりで、物語っは全く書いていない。
そのため、なんか物語を書かなければ、とおもって構想を練ったのだが、ちょっと今の自分の実力ではやっすい物語しか作れなさそうだな、と思ってやめた。
ここにその構想を残しておくので、パクっていいですよ。
主人公はパティシエ。
裏の顔はバラバラ殺人事件の犯人。快楽殺人犯。
ケーキを作るように、見境なく切り、挟み、包み、絞り、飾る。
青酸カリを忍ばせた食べかけのアーモンドケーキ越しに見えるテレビでは、近頃頻発しているバラバラ殺人事件について取り上げられている。
ちょっと辞めて。共感性羞恥。イキリ始めの文学中坊が一番最初に考える題材。オタク女が、憎たらしい友だちを恨みながら書く物語。
良かった世に出そうと思わなくて。賢明な判断だよ。
ボツです。ボツです。
⑩ 夢の国に行っただけ
[ボツ理由]
ごめん、この前行ったわ。
この記事、下書きに追加されたのが約1年半前なんですけど、多分この時期の自分は、一周まわって開き直ることで自分が陰キャであることを正当化しようとしてました。
キモイです。
もっと明るい記事書けよ。
しかも自転車です。これも。
高一の春休みに思いつきでママチャリでディズニーに行った話。
片道50kmぐらいでなんとかたどり着いたディズニーで、外にあるお土産店で買い物をし、素敵な笑顔のキャストさんに
「楽しんで〜」
と言われたカツヲは、
「えへ、えへへ〜」
と気持ち悪い鳴き声を発し、帰路に着いた。
その道中で携帯の充電が切れ、目印にたどり着いた多摩川を逆に進んで飛行機が見えた時、逆方向に進んでいたことに気づいて絶望したな〜。
って話です。
そんでこの前ディズニー行った。10数年ぶり。
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10数年前のあなたへ。
私は先日、大好きなバイト仲間とディズニーシーへ行きました。あなたはこれから10年間、夢の国には行きません。
はい。現実です。夢の話ではありません。
あんなに広く思えた夢の国は案外小さくて、苦手だと思っていた絶叫マシンは全然大丈夫でした。
10年かけてすっかり大人になってしまった私は、あなたが思い描いているより少し頭が良くて、少し顔が悪くて、かなり狂ったことばかりやっていて、かなりクソネガティブ根暗人間です。
失望しないでください。あなたはこれからの人生で今が1番キラキラしています。
小学5年生のあなたは、森絵都の『カラフル』を読んだことで本にハマりかけている頃ですね。そんな趣味をこじらせて、誰も見ていないネットの端っこで、誰も見ない文章を描き続けています。
いまあなたの周りにいる友だちは、いずれいなくなる友だちです。でも、ふと会いたくなってみては、消えてしまった彼らとの約束に、少し胸がザワザワするのです。
いまあなたが情熱を捧げている音楽は、いずれ聴かなくなる音楽です。でも、たまにふと聴いてみて置いてきてしまった何かを求めては、少し胸がザワザワするのです。
いまあなたが実は全く得意じゃないと思っているサッカーは、中学に入ってすぐ辞めます。昔からあなたは客観視が得意で、いずれ訪れるだろうことに向き合って生きてきましたね。
探し物はなんですか?見つけにくいものですか?
見つかりましたか?あのとき無くした鉛筆は。
見つかりましたか?あのとき無くしたゲームソフトは。
見つかりましたか?あのとき無くした靴下は。
見つかりましたか?あのとき無くすことにした恋心は。
見つかりましたか?あるときから無くなってしまっていた素直さは。
探したけれど見つからないのに。まだまだ探す気ですか?
いつも考えすぎてしまうあなたは、悩みすぎてしまうあなたは、1度全部忘れてしまえばいいと思うんです。
明日のことなんか考えず、考えるのをやめて僕とジャンボリしませんか?
現実から逃げて、地球の真ん中から駆け抜けてみませんか?
意味もなく上っては、雷鳴轟くエレベーターで落ちてみませんか?
怒れる神々と一緒に、ぐるっと360°回ってみませんか?
夢の中へ、夢の中へ、行ってみたいと思いませんか?
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こうしてこの記事に下書きのつもりで書いてしまった10年前の自分への手紙は、かなりキモイので、自分の記憶から削除してしまいたいと思います。
ちなみにこの前、『ホーンテッドマンション』観に行きました。
後半のお涙頂戴胸アツ展開てんこ盛りセットドリンクバー付き480円、があまりにもB級映画すぎて、ほんとにコメントし辛い面白さでした。
大学生以上の人は観ない方がいいです。
ひねくれた友だちと観に行くのが1番いいです。
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