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2021年 柴又100K完走の感想(前半)

2021年10月9日
8回目の『柴又100K』、完走。
そして、タタハムの『柴又100K』完走回数も8回となった。

もう何回も完走してるから、
走る前はいつも"余裕だろ"って思ってるけど、
走ってみるとやっぱ100kmはきつい。
何度走っても楽になるとか、慣れることもない。

それなのに走り終わってしばらく経つと、
つらかった記憶は筋肉痛とともに無くなり、
完走できた喜び、達成感、優越感が鮮明に残る。
……否。正確に言うと苦しかった記憶は残っているが、
大会ごとに反省と改善を繰り返してる(つもりな)ので、
あの時みたいな苦しい思いはしないと楽観視してしまう。

その結果、毎年ウキウキでエントリーしてしまうのだが、
その時思ってる以上の惨劇を繰り返すことになる。

今年の『柴又100K』も例外ではなかった。

ということで、
8回目の『柴又100K』の感想……
走っていた時に思ってたことを、
忘れない内に書き留める。

・0km

スタート。天気は晴れ。
いい感じに雲がかかっており、直射日光を防いでくれた。
直射日光は、日焼けという形でダメージになる。
そして日焼けは、レース後にメチャクチャ気持ち悪くなる要因の1つでもある。
日陰が全くない『柴又100K』のコースは、
本来スタートからゴールまで直射日光を浴び続ける訳だが、
それが軽減されるというだけでも、ひとまず安心。
気温も高すぎず低すぎず。
中々のウルトラマラソン日和だったのではないだろうか。

参加者は例年の3分の1程度か?
ウェーブスタートも相まって、スタート直後から既に過疎状態。
それでも、ランナーの背中についてるゼッケンと、地面に敷いてある計測マットを見ると、大会が開催されてることを実感する。

・0~30km

1キロ6分未満のペースを意識して走る(目標は10時間切りのため)。
30kmまでは普段のランニングでも走ることがある距離。現実的な距離。
さらに、いつもより少し遅めのペースでもあるので、
河川敷から見える景色をまったり楽しみながら走ってたように思う。

・30~50km

ペースメーカーにされる。
回りには誰もいないので、明らかにくっつかれてるのが丸わかりである。
意識しないよう、あくまでマイペースを貫こうとする。
……が、そう考えてる時点で、ペースは既にメチャクチャ。
それがオーバーペースに繋がったのか、半分(50km)も行かぬうちに疲れ果ててしまった。。
今思えば、歩いてやり過ごせばよかった……。

・50km

スタート地点に戻ってくる。今年の『柴又100K』の中間地点。
この地点で、既に肉体は限界を超えていた(タタハムのライフは0よ!!)。
大会じゃなかったら絶対2周目(50~100km)なんか走らないが、残念ながらこれは大会。
限界とか言いつつも、リタイアは考えない。

ドロップバッグを受け取ると、ウェアを着替え、
ヤマザキのコッペパン(つぶあんマーガリン)を口に押し込む。
普通に食べれると思ってたが、全然喉を通らない。
あまりにも喉を通らないので、エナジードリンク(モンスター)で無理やり流し込む。
もうそれ以上食べられる気がしなかったので、ドロップバッグに仕込んだ他の菓子パンはあきらめ、エナジードリンクを持って2周目に突入。

つづく↓


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