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脳が死にたがって編みあがったもの
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2015年2月の記事一覧

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歌詞は無い。物語はある。

「終わりがないなーと思ったら草原だった。
草花を踏み潰して歩くわけだけど、太ももに乳酸が溜まって、どんどん傷口をこじ開けるわけだ。
鼻歌を歌いながら、汗ばみながらスカートの裾がほつれながら帽子が飛ばされそうになりながら進む。

夏は真っ盛りか。
夏は真っ逆さまだ。

変な人がいて、ガムテープで縛られて、真っ逆さまになった。

髪を裁ちバサミで切られるような家庭なのになー

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