30人の壁:進捗表の項目(年次)


進捗表には、法令で締め切りが決まっているものや決算前後で検討が必要になるものを網羅的に入れておくと安心です。


入れておくとよいと思われるもの

会社の業種等により異なる部分もありますが、ここでは一般に把握が必要と思われるものを列挙してみます。

1月

  • 源泉徴収税の納付(7~12月)納期の特例適用(1/20〆)

  • 給与支払報告書(1/31〆)

  • 法定調書合計表(1/31〆)

  • 償却資産申告書の提出(1/31〆)

3月

  • 健康保険、介護保険の料率改定チェック

4月

  • 雇用保険の料率改定のチェック

5月

  • 住民税特別徴収税額通知書(6月支払給与から適用)

  • 各従業員への住民税普通徴収税額通知書送付

  • 普通徴収税額通知書(各個人で納税分)

6月

  • 住民税特別徴収(12-5月)の納付@納期の特例(6/10〆)

  • 労働保険料の年度更新(7/10〆)

  • 社会保険料の定時更新・算定基礎届(7/10〆)

7月

  • 源泉徴収税の納付(1-6月)@納期の特例(7/10〆)

  • 夏季休暇(顧客への連絡・給与システムへの反映など)

  • 社会保険(健康保険・厚生年金保険)の標準報酬月額等級の更新

  • 厚生年金保険の料率改定チェック

11月

  • 年末調整準備

  • 年末年始休暇(顧客への連絡・給与システムへの反映など)

12月

  • 住民税特別徴収(6-11月)の納付納期の特例(12/10〆)

  • 年末調整

各社の更新月に行うもの

  • 36協定等の労使協定締結(更新)

決算3か月前

  • 減資手続きの必要性検討(手続きに2か月要)

  • 納税予定額算定

決算月

  • 消費税課税選択申請

  • 未払賞与

  • 固定資産棚卸

決算翌々月

  • 株主総会(役員報酬、決算承認、役員選任)

  • 確定申告

  • 法人税、消費税納付

決算8か月後

  • 法人税、消費税中間申告・納付

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