すごい
18時16分、吉祥寺発急行に乗る。
当駅始発なので座れる。
まだ隅の席が2つ空いてるのにフゥフゥ言う太めの人が隣に座る。
私もフゥフゥ言い出す。
下北沢で降りてBASEMENTBARへ行く。
「Gum Girl presents ハッピーセットvol.6」
以前Spotifyで出会ってプレイリストに入れていた
「マヨナカトーキョーシティライト」Gum Girl
「東京」Ezoshika Gourmet Club
「ロングスカートは靡いて」Conton Candy
その3組のライブときたら行かないわけには行かないだろう。
と言いながらネットチケットを買っておいた。
鞄も財布も持たずにスマホひとつでフラッと音楽ライブに行くのがこの時代のスタイルさ。
受付「ではドリンク代お願いします」
櫻田「オスゥ…フスゥ…あす..あ…ペッ…ペイペ.…QR決済とかいけますか?」
受付「キャッシュだけなんですよWWWWWW」
櫻田「オスアスオス.…フゥフゥ.…あっ…すっ…」
受付神「あっ、でしたらバーカウンターで他の決済できますので伝えておきますね。そちらでお支払いください」
カードで1杯のジンジャエールを買いました。
1組目 Ezoshika Gourmet Club。
こんなにも自在なバンドだったなんて。
スーパーストレートエモスタイルからエキゾチックエレクトリックソングまで。
キーボードがいるだけでこんなにワクワクするのは何故なのでしょうね。
結婚する友人のために書いたらしい「最強のおふたり」
聴きたかった曲をやってくれると「おい、やめろよ、もっと好きになるだろ」となる。
あと近くで物販をやっていてみなさん絵に描いたような好対応をされていたので、もし現金を持っていたらひと通り買っていた所でした。
毎年1つくらいあると勝手に思っている"なんちゃらClub"枠。
今年はEzoshika Gourmet Clubで良いと思います。
2組目 Conton Candy。
演奏してる楽しさが伝わってくるバンドは好きになる他無いですよね。
好きな「milk」を聴けたのでニコニコ満足キモ現金無しおじさんだったんですけど
やはり奇跡。
奇跡の曲。
語り継がれる曲。
語り継ぐべき曲。
100万人の"こういう曲を聴きたかったんですよ"をまとめてミキサーにかけて型に流して250°で20分焼き上げた100万ッ星スイーツ。
ライブで聴いた「ロングスカートは靡いて」は圧巻でした。
もたれるのを忘れた背中。
立ち続ける鳥肌。
流れる汗。
落ちないシミ。
軋む階段。
鳴り止まない大時計。
車椅子の老婆。
こりゃ大変です。
私がそのアーティストを好きになる1番目の理由が"声"なんですけど、こういうことです。
一瞬でその場を掌握してしまう声。
聴いただけでその人とわかる天から授かりし最強楽器。
疾走感溢れる炭酸ソングだけでなく陰の側面も見せてくる両手剣の超新星。
その若さが眩しすぎて吐くのだけ注意しといてください。
3組目 Gum Girl。
ご機嫌だ。
あまりにもご機嫌だ。
一家に一バンド置いておきたい。
そして元気がない時に「Gum Girl!1曲お願い!」と言いたい。
あまりに楽しすぎて眩しすぎる。
キラキラしているステージに向かって櫻田「ああ、終わらないで」と心の中で3回唱える。
今1番ハモりたい単語「逃避行」
大好きな「マヨナカトーキョーシティライト」も聴けた。
免許無いけど夜の首都高を走りながらこれを聴きたい。
最後のサビの、ツッタンツツタンツッタンツツタンて速くなるのがめちゃくちゃ好きです。
今日がライブ初め。
素晴らしすぎたので余韻でニヤニヤして過ごすでしょう。
下北沢駅に向かう帰り道。
いつからこんなエッチな0分丈スカートの客引きお姉さんストリートになったのでしょう。
ライブの事なんかすっかり忘れてニヤニヤが止まらない0円キョドおじ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?