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【ポケモン構築記事】時短ザシアンスタン【剣盾S26/757位】

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【はじめに】

皆さんこんにちは、個人Vtuberの狛照 祐(こまてる たすく)と申します。
前回3桁を達成した冠環境からじっくりポケモンをやる時間が取れなかったのですが、竜王戦も終わるとのことなので隙間時間を縫って何とか3桁に滑り込めました。
もっと効率よく上位を達成している方もいらっしゃると思いますが、ガラルファイヤーが伝説枠と言っても過言ではない活躍を見せてくれたのでどうしても書きたかった 自分自身の振り返りと、同じように時間が限られている方の目安になればと思い記事を残させていただきます。
(以下、解説部分は常体を用います。)

【構築の経緯】

①パーティを1から考える時間がなかったため複数のレンタルを試したところ、前期2位の方の構築が使いやすかったので、ザシアン・マンムー・カイリュー・ヌオーの並びを採用。
②サンダー対策にもなり、ステルスロックを撒けてヌオーのあくびとシナジーを持てるウツロイドを投入。
③受けループ対策・全体的に薄い黒バドレックスに後出しできるガラルファイヤーを補完として完成。

【個別解説】

ザシアン

ザシアン @くちたけん
性格:いじっぱり(A↑C↓) 特性:ふとうのけん
実数値:H191-A234-B137-C*-D138-S182
努力値:H188 A180 B12 D20 S108
【調整意図】
H:16n-1
A:無振ザシアンをきょじゅうざん+電光石火で最低乱数2連続以外確定
B:ステロ+特化ザシアンのきょじゅうざん確定耐え
D:眼鏡黒バドレックスのアストラルビット確定耐え
S:大抵のHAザシアンを抜いているライン

ダイマックスしない伝説の筆頭。
今期はメタモン意識のHB振りやカイオーガ意識のHD振りで遅めのザシアンが多いと踏んでいたので、最低限の耐久を確保した後にその辺のザシアンを抜けるところまでSのラインを引き上げた。
この読みは当たっており、こちらより速いザシアンは耐久や電光石火を切っていることもあって、ザシアン同士の対面で打ち負けることはなかった。
しかし、それ以外の場面では準速130族すら抜いてない素早さ、意地エースバーンの火炎ボールや臆病カイオーガの潮吹きで倒れる耐久と、対面性能を求められているのに居座りにくい状況が増えてしまった。
また、選出率に漏れずトレーナーの運の悪さが最も反映されており、ただでさえサンダーに触れまくるのに電磁波撒いてくるミミッキュがやたら蔓延っており、ひたすら動けず活躍の機会を逸してしまった印象。
とはいえ、ダイマックスを切らずに最も高い性能を活かせるポケモンとしてパーティパワーを底上げしてくれていた。
巷ではチートやらマイナー殺しやら色々言われているが、メタモンやヌオーなど明確な対策もあり、いくら強いとは言っても構築や選出を悩む楽しさがわかりやすい良ポケモンだと思う。
選出率:1位 ダイマックス率:-(6位)

ガラルファイヤー @オボンのみ
性格:おだやか(D↑A↓) 特性:ぎゃくじょう
実数値:H191-A*-B111-C136-D165-S128
努力値:H204 B4 C124 D36 S140
【調整意図】
H:16n-1
B:余り(HBテッカグヤの宿木+ヘビボン×2耐えくらい)
C:HBムゲンダイナを+2ダイジェットで自己再生ヘドロ込みで最低乱数2連続以外確2
D:臆病眼鏡ムゲンダイナのダイマックス砲オボン込み2耐え
S:準速ウオノラゴン抜き

本構築のMVPにして実質伝説枠。
当初はムゲンダイナ・黒バドレックス対策として採用したものの、絶妙な耐久ラインで様々な攻撃を耐えて抜き返すなど、補完枠に収まらない活躍で勝利に貢献してくれた。
ザシアンが勝てない伝説に強いだけでなく、初手に出てきやすいウーラオスやラグカバ等の起点作成要員などを逆に起点にできるところも優秀。
特にパーティ単位で重いテッカグヤに強く、物理受け型は勿論のことCS珠アタッカーでもダイジェット(こちら通常)→ダイロック(こちらダイマックス)の流れで耐えることができるので、初手対面で悪巧みから安定して崩していける。
素の火力が本当にお話にならない(無振ドラパルトすら確1じゃない)ため、交代際に技を撃っても相手に負荷をかけにくいのがネック。
たとえ積んでも等倍相手にダイマックスされると確2を取れないこともざらにあるが、その分ダイマ強制力が高いので1サイクル目で相手にダイマックスを切らせて2サイクル目で崩す動きが通りやすかった。
ちなみに、オボンの回復効率を考えるとHPの値がよろしくない。
半端なSを削ることも考えたが、準速化石組やヌオーを潰しに来たスカーフゴチルゼルの上を取れたりと役立った場面もあるので一長一短。
受けループが思ったより少なかったのでCを削るのが正解だったかもしれないが今期はこれで良かったと思う。
選出率:2位 ダイマックス率:1位

ウツロイド @くろいヘドロ
性格:おくびょう(S↑A↓) 特性:ビーストブースト
実数値:H185-A*-B77-C169-D152-S170
努力値:H4 B76 C172 D4 S252
【調整意図】
H:余り
B:余り(耐久効率を考えて多め)
C:ビーストブーストでSが上がる最高値
D:余り
S:最速

7世代からあるテンプレ振りのウツロイド。
当初はパワフルハーブ持ちのメテオビーム型で使っていたが、前回のテッカグヤよろしく外しまくるので最終日に取り上げられた不運トレーナーの被害者その①。
無振ランドロスくらいなら交代際のアシボ→メテオビームでダイマックスされても倒せるため運に自信がある人はそっちの方がオススメ。
ヘドロにしたメリットは受け出し時のスリップダメージ軽減・サイクル回数増加・ダイウォールを絡めての延命など多々あるが、パワージェム採用により気兼ねなく岩技を連打できることが一番だった。
鋼相手に何もできないが、回復ソースがないザシアンは交代際に削って裏の圏内に入れられるし、他の鋼ポケモンは軒並みファイヤーの起点だったので咎められることがなかったのも高評価点。
ヘドロウェーブが欲しい場面もあるものの、散り際に相手の特防を下げてファイヤーで落とすor引く読みで悪巧みの2択を仕掛ける動きが強かったので技構成はこれで正解のはず。
努力値振りは改善の余地あり。
B無振でも鉢巻ウーラオスの不意打ちくらいなら耐えるし、先制技以外の物理技は何を受けても基本的に倒れるので、もう少しHDに振り分けてサンダーへの後出しを安定させた方が良かったかもしれない。
選出率:3位  ダイマックス率:3位

マンムー @きあいのタスキ
性格:やんちゃ(A↑D↓) 特性:どんかん
実数値:H185-A200-B100-C91-D72-S132
努力値:A252 C4 S252
【調整意図】
A:特化
C:余り
S:準速

”ふきげん”なマンムー。
誕生日にいただいた色証個体でお気に入り。
初手に出しても詰めに出しても無難に強かったが、無難すぎて書くことがない。
4桁入ったくらいではやたらフリドラ警戒されたのに、順位が上がるにつれて誰もケアしてこなくなったので頭を抱えながら技選択をしていた。
最終日までは氷柱落としを採用していたが、あまりにも外すので氷柱針をメインウェポンに据えられた不運トレーナーの被害者その②。
ただ、氷柱落とし→氷の礫では落とせなかった初手ダイマカイリューを落とせるようになったので正解だったかもしれない。
選出率5位 ダイマックス率:5位

カイリュー @いのちのたま
性格:いじっぱり(A↑C↓) 特性:マルチスケイル
実数値:H175-A202-B115-C*-D120-S126
努力値:H68 A236 S204
【調整意図】
H:16n-1
A:余り
S:最速61族抜き抜き(+1で最速エースバーン抜き)

ウマぶって調整失敗した典型。
重いカイオーガやエースバーン対策として採用したが、どちらもダイマックスを半ば強制される上にカイオーガは裏へ引き、エースバーンはギガインパクトの採用率100%で1:1交換以上は望めないしなんなら襷カウンターで負ける。
しかもその2匹にガラルファイヤーで抗えることが判明してからはほとんど置物状態だった。
とにかく耐久も素早さも中途半端でどっちかに振り切った方がまだ活躍の余地があったし、このパーティならガラル化石組を採用した方が強かった。
最終日夜になぜかカイリュー対策してないパーティがいて無双できたのがせめてもの救いか。
誰か使い方教えてください。
選出率:6位 ダイマックス率:2位

ヌオー @たべのこし
性格:わんぱく(B↑C↓) 特性:てんねん
実数値:H201-A105-B150-C*-D87-S55
努力値:H244 B252 D12
【調整意図】
H:奇数最大
B:特化
D:余り

ザシアン(メタモン)封じのエキスパート。
食べ残しと守るのおかげで1回くらい急所に当たろうが問題なく役割を果たす仕事人。
ヌオーが控えているおかげでザシアン軸相手でも初手からファイヤーやウツロイドを投げてテンポを取りやすく、出し負けても仕切り直せるため、額面以上の採用価値があった。
地面技しかないので後手後手で動くとラス1飛行対面で詰んでしまう(特にランドが多い)ことが何度かあり、相手のダイマックスに合わせてダイウォールする、ダイアースのD上昇からTODを仕掛けるなどアグレッシブに動いた方が強みを活かせる。
刺さってないのにメタモン対策に連れて行って1枠潰れてしまうのが気になったので、パーティを回すのに慣れてからはファイヤーやウツロイドをコピーさせてザシアンで倒すようになった。
そのため、終盤は少し出番が減ったもののメタモン自体が出て来ないこともあり、いるだけで意味のあるポケモンではあると思う。
選出率:4位 ダイマックス率:4位

【選出と立ち回り】

決まった選出は特になく相手のパーティを見て決めるが、
対ザシアン:ザシアン+ヌオー+ファイヤーorウツロイド
対カイオーガ:カイリュー+ファイヤー+ザシアンorマンムー
対ムゲンダイナ:ファイヤー+ウツロイド+ザシアンorカイリュー
の並びが多かった。
上記以外に出せるならザシアン+ファイヤー+ウツロイドの選出が一番パワーがある。

【苦手なポケモン】

麻痺させてくるポケモン全般

【おわりに】

最終順位:757位 レート:1841
対戦成績:80戦51勝29敗 勝率:63.75%

今期は配信もゲームもやる時間が取れず、なおかつ目に見えて運が悪かったため最終日深夜まで2000位台をうろうろしていました。
諦めて寝るつもりだったのですが、唐突にガラルファイヤーこうやって使えば強いのでは?という考えが頭に浮かんだので試してみたところぴったり嵌り、8連勝して3桁に滑り込めました。
元々サブロムで色々試してからしっくり来たパーティを本ロムで回すような形でプレイしているので総対戦数がかさむ方なのですが、今回は短時間で詰めることができたので勝ちパターンを確立できるように来期も頑張ります。
ひとまず早めに順位を上げて上位での戦い方を身に付けるのが目標です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

【狛照祐のアカウント】

【Twitter】https://twitter.com/TasukuKomateru
【YouTube】https://www.youtube.com/channel/UCGotTDzgPu3-7MTuyKI55cw

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