俺のちんぽは火星で死んだ
男にとっての最大の屈辱とは何だろうか。
それはちんぽが勃たないことである。
特に狙っている女の子とのセックスを目前にして勃たないとなると、
それは想像し難い絶望となる。
その絶望がよりよって、何億もかけた火星旅行で起きやがった。
絶世の美女。運命の女。
この女を逃したら一生後悔するだろう。
俺は全身全霊をかけてその女を口説き、ついに火星旅行に誘うことに成功した。
元々裕福だったわけじゃない。
死に物狂いで働き、大金を手にした。
その資産をくずして、一世一代の勝負に出たのである。
火星という、普段とは違う環境。
何億もかけているというプレッシャー。
口説くのに失敗したら、もう二度とこれ以上いい女と出会えないのではないかという不安。
それらが全て、俺のちんぽをダメにした。
いざ挿入となっても、俺のちんぽは動かない。
完全に死んだ。
その後地球に帰るまで、その女と気まずかったのは言うまでもない。
悪夢は火星で終わらない。
火星での一件がトラウマになって、地球でも俺のちんぽは役に立たなくなった。
機能不全。
俺のちんぽは火星で死んだ
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