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ぼくの絵

(この記事内に絵は無いのでツイッター見に行ってください。ごめんよ。)

 1年と少し前にぼくはひどく落ち込んで、しにかけて、周囲にも迷惑をかけました。
 そのあと、いろいろ考えているときに、生きている意義もなく死ねば何も残らないのは虚しすぎるなと思いました。

 ぼくにとって社会に出て普通に生活するのはつらすぎることで、それを堪えてまで生きたとして、つらさを上回るような嬉しいことにはまず出会えなくて、でも死ぬのは怖くて。

 この人生に意味があるとは到底思えないし、虚しくて消えてしまいたい。

 そういう気持ちを少しでも軽減させるために、今年の3月頃から少しずつ絵を描き始めました。

 芸術ってその人が描いたということ自体が価値になりうる気がして、そこにぼくの求めている生きる意味が見いだせそうな気がしたからです。

 あとは単純にソシャゲやゲームなどに出てくる素敵なイラストに憧れていたので、自分もそういう上手い絵が描けたらすこしは人生に対する不満がなくなるかもと思っていました。

 でも始めてみると、思い通りには描けないし、時間はかかるし、憧れている素敵なイラストとは到底程遠い雑で汚いイラストしか描けませんでした。

 もっと練習しようと思って今年の7月は毎日描きました。クロッキーとかも描いてみて、本気で取り組んだつもりです。

 なのにつらくなる一方で、描きたいものもわからなくなりました。

 いや、そもそも憧れだけで描き始めているので、本当に描きたいモノなんて、まず存在しないのです。

 何かヒントになるかもと思い、ツイッターなどで、いろんな人の作品を見ました。その中で、自分が思っていた絵の良さは、絵のほんの一部分でしかないのかもと思うようになりました。

 デッサンが整っているとか、線が綺麗とかそういうのは絵の一要素でしかないと思えるほど、素敵な絵をたくさん知ったからです。

 むしろ自分が絵の良さだと思っていた立体感などの要素は、個性的な良さではなくて、正解があるような良さなので、生きている意味を求めているぼくとしては、それでは評価軸が狭すぎます。

 そもそももっと個性的な、自分が描く必要のある絵を描きたかったはず。

 だから線画がつらいなら雑でいいし、立体的に描けなくても描ける様に描けばいい。それが現時点での自分なのかもと思うのです。

 他の人ではなく、自分で描く絵なのでたぶんそれでいい。

 とは言えそれでも描くのはつらい。

 現時点での自分と理想の自分に差があって、描いても描いても理想にあわない。

 芸術ってそういうものなのかもとも思うので、ずっと悩み続けるのかなぁという感じです。だからこそ成長できると考えて耐えています。

 耐えられなくなって虚しくなる時もありますが…。

 あとは自分が何が好きで、何を描けるようになりたいのかもっと具体的に考えていかないとなぁと思っています。

 絵に対する憧れが原動力だとどうしても、描くものも、描けるものも無くていつも同じような絵になってしまいます。

 それに絵を描くのはつらいので、基本的に描きたいと思えるものしか描く集中力が続きません。

 このあたりは今の課題かなぁ。

 そんな感じで絵を描くことについて描いてみました。
 こんなつまらない乱文を読んでいただきありがとうございます。
 大好き。

 

 

 

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