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幸福は愛することにある

幸福とは何だろう。
幸福とは愛することにある。
その対象は人だけでなく、物、目に見えない物でもいい。
幸福になりたいなら愛するという行動をするといい。
愛されるより愛する方が先にあるのだから。
なぜなら、愛は直接リターンを受けなくても、主観的に愛を受け取ってしまうからである。
それは愛することから生まれる。

私は幸福である。
なぜなら、私は家族を愛し、仲間を愛し、偉人たちを愛し、哲学を愛しているからである。
私は、それらに単なる利益があるから愛しているのではない。
愛することによって愛が育まれる。
ただそれだけだ。
無駄な思考は一切存在しない。
これはある種の信仰といえるのではないだろうか。

愛することこそが幸福の最重要条件だ。
いくら貧しくても、家族を愛するだけで幸せなのだ。

愛することは第2に幸福に必須な満足と他人との比較の停止につながる。
満足とは、自分を肯定し、自分を愛することだ。
これが後者につながる。
私は決して堕落することを勧めているのではない。
自己のスキルを高めるにはその2つを取り払わねばならないが、完全に取り払ってはならない。
なぜなら、それらを取り払い、自己を自己で追い詰めた上、心を病んでしまう危険性があるからだ。
自己を高めつつ、適度に自分に満足し、自分を愛しなさい。
自分の本当の支えとなるのは自己愛なのだから。
自己愛こそ自己肯定の最も強固なアイテムだ。
そういう意味で、自己を高めることより前に、満足と他人との比較の停止があるかもしれない。

2024.2.25.

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