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国のために戦った漢達『ツメゲリ部隊』

 こんにちは!外道院です!!

 今回は『ONE PIECE』に登場するとある漢達を紹介します。

 王下七武海サー・クロコダイルが引き起こしたアラバスタ王国の反乱。

 結果的に黒幕であるクロコダイルはルフィに倒され、雨も戻りビビの声も届き戦いは止まりました。

 ですがルフィ達以外にもクロコダイルに戦いを挑んだ者たちがいました。

彼らの名は……

『ツメゲリ部隊』

 それでは彼らの概要を見ていきましょう。

アラバスタ王国のエリート

 ツメゲリ部隊とは、アラバスタ王国のエリート護衛団です。その実力は並の兵士レベルではないでしょう。

 また国を憂う気持ちや国王への忠誠心も持ち合わせているなど人間的にもエリートと言えます。

 ツメゲリ部隊は4人のメンバーで構成されています。それぞれ紹介していきます。

ヒョウタ

 巨大な身体とそれに見合う程の大剣が特徴。


ブラーム

 部隊内では一番の小柄で目が隠れている。

 2本の斧を使う。


アロー

 長剣を武器とする細長い男。


バレル

 目の周りの隈取と肥満体型が特徴(もしかしたらボア・マリーゴールドのように鍛えた故の体系かも)。

 巨大な斧を使う。

 この様な個性豊かなメンバーが揃っています。

 次の項では彼らの作中での活躍を見ていきましょう。

ツメゲリ部隊の活躍

 アルバーナ宮殿にて国王コブラはクロコダイルに捕らえられ、宮殿への扉もミス・オールサンデー(ニコ・ロビン)のハナハナの実によって通れず、王女ビビと臣下のチャカは困っていました。

 そこにツメゲリ部隊がハナハナの実を突破し現れました。

タイミングのあった台詞からわかるコンビネーション

 彼らはその場の状況からクロコダイルが反乱の黒幕であることを理解しまし彼に挑もうとします。

 しかしいくら彼らが王国のエリートであっても相手は王下七武海の一人。普通に戦えば殺されて終わりです。ですが彼らには秘策がありました。

 彼らは『豪水』という秘薬を飲んでいたのです

 豪水とは飲めばパワーアップ出来るが、かわりに寿命を失い死亡するという危険なものです。

 ツメゲリ部隊は豪水によってパワーアップし短期決戦に臨んだのでした。

 彼らにとっては自分の命よりもアラバスタの人々の命や平和が大事だったのです。そしてそれらを奪うクロコダイルに対する怒りもありました。

 そんな決死の思いで戦いに挑むツメゲリ部隊でしたが、その思いも命を捨て得た力も無駄になってしまいました。

 何故なら護衛隊副官チャカがうっかり豪水のことをバラしてしまったからです。

おもらししてしまうチャカ

 チャカはツメゲリ部隊の身体に浮かぶ痣から、彼らが豪水を使用したことを寿命が残り数分であることを理解しそれをビビに説明しました。

 しかしクロコダイルもそれを聞いていたのでした。

 ツメゲリ部隊はクロコダイルに攻撃を仕掛けますが、自然系悪魔の実の能力者であるクロコダイルには効きません。

 更にクロコダイルはツメゲリ部隊が何もせずとも勝手に死ぬからわざわざ自分が戦う必要がないと言います。

当然といえば当然

 そう告げらたツメゲリ部隊は遂に寿命を迎え、チャカの名を呼びながら息絶えました。

もしかしたらチャカに対してどうして…と言いたかったのかもしれない

ツメゲリ部隊はクロコダイルに敵うのか

 本編だとチャカのおもらしによってクロコダイルに相手にもされなかったツメゲリ部隊。

 もしクロコダイルが真面目に相手をしてくれたら勝つことはできたのでしょうか。

 個人的にはかなり厳しいと思います。

 まず最初の攻撃がクロコダイルに通じないことから覇気が使えないことが分かります。
 
 またツメゲリ部隊が普通の攻撃をしていることから、スナスナの実の弱点が水分であることも知らないと分かります。(もし気づいたとしてももう遅いでしょう……)

 つまりどうしようもないのです。

 一応一説によるとクロコダイルがツメゲリ部隊から豪水を吸収することでその毒性で死ぬのではと言われてます。

 しかし仮にそうだとしても、そんなに上手くいかないでしょう。

 クロコダイルに豪水のことが伝わってしまった以上彼はそんなことをしてくれないでしょう。

 じゃあ結局豪水のことをチャカが言わなければ良かったということになりそうですが、クロコダイルがチャカのおもらしよりも前に勘づいていたことからチャカが言わなくても結果は同じだったでしょう。

やっぱりどうしようもない……

まとめ

 当時はあまり人の死ぬことが多くなかったONE PIECEですが、彼らは容赦無く死亡させられました。

 同じアラバスタ編で一国を滅ぼす爆弾の爆発をその身に受けたペルが生きていたことからもツメゲリ部隊の不遇さが伝わってきます。

 今後の物語でツメゲリ部隊が活躍することも残念ながらおそらく無いでしょう。

 ですが我々は確かにこの目に焼き付けたのです。
国のため人のために命をかけて戰った漢達がいたことを。
いかに強大な相手であろうとも諦めずに戦い抜いたことを。

 私はそんな彼らに敬意を払います。

 
 ここまで読んでいただきありがとうございました。

 また次の記事でお会いしましょう。


 

 

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