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軽い肩

自ら輝くことを放棄したオンナたりしわたしは

他者によって輝きを得ることもせず

ただぬかるんだ我が苦境を自慰し

憐憫と痛みを発露する醜悪な弱きモノとなりにけり

おぞましき悲痛の瞳と軽い肩もち

情けなきかな

晒すことに苦みに似た快楽を得

両の腕で我が身を抱くという

またぞろ来ました

この鬱々たる時よ こんばんは



軽い肩

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