驟雨 60 Kei 2024年5月19日 21:46 フォローしました この雨の音、雨の線、緑に映える色の無き水音を例えば、男が夢想する娼婦性に例えた作家が居ればこそかの娼婦の如き無垢なる女も乙女の如き邪まな計算高い女も全てが靄った景色に溶けて一人称たるわたしすら最早 自己の本質を掴めず掴みたくもなく足掻いて取り乱しその結果無残であろうとことの本質を情動を知るべくこんなツマラナイ夜はひたすら鏡に向かって流し目など作り嫣然と微笑むという無為なる時に逃げるに限る猫が戻って来たおや?お前は雨の匂いがするじゃあないかおかえり驟雨 copy #創作大賞2024 #雑文 #オールカテゴリー部門 #驟雨 60