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映画「フォレストガンプ」を大人になってもう一度見てこの映画の素晴らしさがわかった

たくさんの人がフォレストガンプを見ていろんな感想や考察をしていると思いますが、自分なりの感想をここに書きたいと思います。

子供の頃見たのと大人になった頃ではこの映画の面白さの解像度が全然違うということ・・・

現在の自分は今33歳です。子供の頃はよく金曜ロードーショーとかでフォレストガンプはやっていたので見ていた記憶はあります。その頃は内容自体はよくわからず、印象に残ってるシーンといえば戦争の場面とめっちゃ髭を生やしたおっさんが走ってインタビューを受けてるとこぐらいでした。だからストーリーのつながりとかおっさんが知的に問題あるみたいなところなんて全然子供の頃は理解していなかったんです。

ふと思ったのかフォレストガンプ大人になってからは見たことないなあと思い、アマプラにあったのでさっそく拝見しました。

おもろいやんけーー!!!

こんな素晴らしい映画を子供の頃はマジで理解出来へんかったけど、しっかりとアトラクション級の映画を作ってるやんけー。ユニバーサルスタジオに特設ステージを設けてやってー。冗談は置いといて・・・

 僕はこの映画を見てすごいと思ったのは相対的にしっかり表現してあるところでした。とくにフォレストとジェニーの部分。セリフから読み取れるようにジェニーが若い頃に「わたしは有名になるの」というセリフがあるがこれは完全に皮肉ってるな思いました。ジェニーーは違う自分になりたがっていました。それは幼少期のひどい影響もあったからだと思います。それに対して夢を問われたフォレストは「僕は僕だ」といっています。
そして結果的にフォレストはホワイトハウスに3回も招待されるほど有名になり、ジェニーは後半は薬に手を出してあげくの果てに自殺までしてしまいそうなほど夢とは真逆の人生を送ることになりました。
僕自身ジェニーのキャラクターがとても魅力に感じました。むしろジェニーがこの映画に濃い味付けをしてくれていると思いました。
はたから見ればフォレストの恋心をもて遊んだアバズレーなんて思う人もいるかもしれません(そんなん誰一人思ってへんわ)。
自分も若い頃は18歳から20代前半、田舎から出て東京で一花咲かせてやるぞと意気込んでは生活してみたものの都会の凄みに合わず2年で帰省する羽目に・・・
自分はまだ帰るところがあったからよかったもののジェニーに帰る場所がない分ホント頑張ったんだなあと思う。フォレストとテレビでニューヨークの象徴自由の女神をを見ているときにジェニーは親指を唇で噛んで少しにらみつけるように見ていました。そしておもむろにテレビを消しました。
わかるよこのシーン失敗した人間はずーと引きづるんですよ都会を名残惜しんでるんですよ。監督共感できまっせありがとう。
彼女には自分を自分で受け入れてくれて欲しかった。
病気で殺すなーちくしょー。

とまぁしょうない感想でした。


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