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225全銘柄 決算読んで個人的評価(6)

採用銘柄決算通読後の個人的評価その(6)。これが最終です。

改めてですが、とりあえず形として残すためにnote記載しておりますが、お金を得るためではなく、読者を制限する意味で有料としております。(酔狂な方はご購入下さい)

今回書いた(6)では採用銘柄の中で、もっとも弱含んでいると考えている17銘柄です。主力商品の剥落、主力事業の市況悪化、連続する特損の計上、連続する下方修正、今後の伸び代ではなく下げ代がある、長引くことが見込まれる市況の低迷、成長事業の頭打ち、主力事業がなく各方面に手を出して収益を模索している、かつ利益もあまり出ていない、もしくは赤字。等々、当面は成長の期待ができないと思われる銘柄です。企業活動の中ではそういった減退期はどうしても発生するとも考えられ、いわゆる冬の時代を乗り切ろうとしている銘柄群。

今現在は市場から見向きもされていないこの銘柄群は、逆にこれらとんでもない高騰を見せる銘柄になる可能性を秘めているとも言えます。

(判断は2024年3月時点なので、その後好材料が出た銘柄も含まれます)

今回も株価予測を書いてますが、決算内容とそれに対する株価反応をベースに、長期のチャートと照らして今後の予測です。決算発表後に私が決算書を見た段階のものとなり、あくまで個人的見解です。



1.住友化学


2/2 3Q決算

各事業の赤字が深刻に拡大。株価は大幅下落(情報電子化学のみ黒字だがそれとて減益)。エッセンシャルケミカル・医薬品が特に重荷。

市況の低下と製薬の独占販売終了の影響大。仮に円高が進むとさらに収益が悪化する。構造改革を掲げるが現状は市況頼み。信用買いも多い。

ただし配当は3.5%と良い 

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