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秘密戦隊カッパジャー 第17話

第17話
 社長カッパ:社員を酷使し、利益だけを追求する悪徳社長


 ある日、カッパジャーたちは噂に聞くブラック企業の存在を知る。この会社では、社員たちが過酷な労働環境で働かされ、心身ともに疲弊していた。
 
 
赤カッパ:「こんな会社が許されるはずがない。私たちの力で救い出そう!」
 
 カッパジャーたちは、ブラック企業に潜入し、社員たちを救うために立ち上がった。
 
戦闘シーン
 
赤カッパ:「社長カッパ、あなたのやり方は間違っている!」

 社長カッパは企業の経営責任者として、労働時間管理や過重労働の問題に適切な対応をしていなかった。


赤カッパ:「社員たちの健康が第一だ!」

青カッパ:「労働環境を改善するために、私たちが力を貸す!」

 青カッパはなすびの力で、極度な長時間労働を一時的に凍らせた。

 社員たち:「こんなに冷たくても、少しの休息がありがたい…」
 
黄カッパ:「光の力で真実を暴き出すよ!」
 黄カッパはとうもろこしの力で、社長カッパの悪行を明るみに出した。

社員たち:「私たちがこんなに苦しんでいたなんて…!」
 
緑カッパ:「力だけでなく、心を持ってリーダーシップを示すべきだ!」

 緑カッパはきゅうりの力で社長カッパを戒めた。

社長カッパ:「こっ、こんなことをされてたまるか…!」
 
桃カッパ:「あなたの心を癒して、真のリーダーシップを教えるわ!」

 しかし、社長カッパの心の冷酷さは強く、癒しの力だけでは変えられない。

赤カッパ:「こうなっては、どうしようもあるまい…!」

秘奥義:シークレットエクスプロージョン

 赤カッパは「シークレットエクスプロージョン」を発動することにした。

赤カッパ:「社長カッパ、覚悟するんだ。シークレットエクスプロージョンを放つ!」

社長カッパ:「ふん、所詮は営利目的の輩とはな!」

 巨大なカメラが現れ、社長カッパの悪行をすべて記録し、それを瞬く間に社内外に広めた。

社長カッパ:「うわぁ、バレるよ!機密情報が…!」

社員たち:「これで真実が明らかになった。あの社長はもう終わりだ!」

 ここで社長カッパは突然笑い出した。

社長カッパ:「ふふふ…お前たちには分からないだろうが、私は既に次の手を打っているんだよ!」

 社長カッパはカッパジャーたちの計画を知り、最後の手段として「社員教育プログラム」を発動した。

社員A:「なんだこれ?休憩時間?それって何のことだ?」
社員B:「『早退?それは寝言だよ』てか、全然笑えないよ!」

 しかし、ここでカッパジャーたちの真の計画が発動する。実は、カッパジャーたちは二重の策を講じていたのだ。

赤カッパ:「社長カッパ、それはどうかな?特ダネは文春砲だけではない」
緑カッパ:「私たちはあなたの悪行を暴くだけでなく、社員たちに希望を与える準備もしていた」
黄カッパ:「この瞬間を待っていたんだ」
桃カッパ:「あなたの計画も私たちには見透かされていたわ!」

 カッパジャーたちは社長カッパの「フェイク」戦略を見越して、社員たちに対して新しい職場を用意し、会社の内部から改革を進める計画を立てていたのだ。

社長カッパ:「な、なんだと…?」
青カッパ:「皆さん、今こそ立ち上がる時だ!」
社員たち:「私たちはもう、あなたの犠牲にはならない!」

 カッパジャーたちの計画により、社員たちは団結し、社長カッパの策略を打ち破った。会社は内部からの改革が始まり、社長カッパはその地位を追われることとなった。

 橙カッパの協力もあり、社長カッパはついに観念する。

社長カッパ:「こっ、こんなことって…」

 こうしてカッパジャーたちは、社員たちに新たな希望をもたらした。

 彼らの戦いはこれからも続く、この社会の闇に光を当て続けることを誓うのだった。

赤カッパ:「橙カッパ。お蔭で助かったよ」

橙カッパ:「うまくいったな。これからも協力して頑張ろう」

赤カッパ:「そうだ!LINE交換をしよう」

 橙カッパと赤カッパはスマホを取り出し、LINEのIDを教え合った。

橙カッパ:「これでいつでも連絡が取れるな。次の作戦も一緒にやろう」

赤カッパ:「もちろん。これからも一緒に戦おう」

 彼らは固く握手を交わし、次の戦いに向けて新たな決意を胸に抱いた。

つづく









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