樹本 和祈

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新宿大番は、本当に都内で一番過激な発展場なのか?身体張って試してみました。

新宿大番、それは発展場と呼ばれるアミューズメントスポットの中でも、サウナ系というジャンルに属する施設だ。 簡素な個室とシャワー室しかないヤリ部屋系と異なり、広々としていて、どことなくのんびりとした空気が広がっている。 発展場にのんびりというのは似つかわしくない気がするが、年齢制限がなく、色んなジャンルのゲイが集まっているのが、そうさせているのかもしれない。 まず、注意して頂きたいのが、新宿大番付近は格好の職務質問スポットになっているという点だ。 まあ、やましいことなど無けれ

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    • 「ボーはおそれている」を俺はおそれている。

      何を見せてくれとんねん。 アリ・アスター監督の最新作、「ボーはおそれている」の鑑賞直後の感想がこれだ。いや、どういうつもりやねん、と。 俺は臆病者である。 俺は、男の中でもかなりの臆病者に入ると思う。人の顔色を気にするくせに、いっちょ前にプライドだけはあるから、うまく人とコミュニケーションをとることができない。まともな恋愛経験だって皆無と言っていいかもしれない。いや、これ、ボーじゃん。 つまり、俺はボーだった。 ボーが俺で、俺がボーじゃん。で、俺がボーなのに、まった

      • 果たして、『哀れなるものたち』はフェミニズム映画なのか(ネタバレあり)

        何度も声が出そうになった 映画の鑑賞中、思わず声が出てしまうおじさんがいる。 隣の席にそんなおじさんが当たってしまったときは、不思議とおじさんへの憎しみではなく、自分の運の悪さに嫌気がさしてくる。 『哀れなるものたち』を鑑賞中、俺はそんな声漏れおじさんなった。 いや、正確にはその直前で押しとどまった。 ビッグバジェットのCG大作を見ても、声が出そうになるほど驚くことなんてない。 何が俺をこんなに驚かせたのか。 それは、露悪的とすら言えるセックス描写の数々である。 例えば、

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