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自分を守ってあげる

時には。。


真剣に怒ってみる



時には。。流さずに

真剣に言い返してみる


それだけで


吹いてくる風当たり


は変わる


♡♡

先日、逃げる事について書きましたが

逃げられないような環境の時もあるよな
って思ったのでわたしの体験を
ちょっと書いてみます。


毎回毎回。。


暴言暴力の利用者さんに


「仕事なんだから」と

受け流してた


だけど 先日


私の目をぶたれたとき


真顔で


本気で そして低い声で睨み返して


「いい加減にしてくださいよ」


って 今までとは違う反応したんだよね


そしたら


暴れて大声をだしていたのが


ピタリと止まってた


そのとき


思ったんだよね


ああ。。ただ単にわたし


舐められてただけだったんだな。。と笑



そして思ったんだよね


学校とかでも


先生が生徒に


「体罰になったら困るだろ」みたいに


舐められて


やりたい放題やられちゃう。。


あんな感じは



どこにでも起きるんだよなって。。


でも


どこにいても



自分を守るって大事だと思う


なぜなら

その利用者さんも


訪問診療の医師には


別人のように気を遣ってるから笑


♡♡


そんなこともあるかと思えば


凄く嬉しいこともある


先日 同じ日に

別の利用者さんからは

またお手紙をいただいた。。


そこには


わたしがずっと仕事中に意識していたことを


感じていると書かれていて



凄く嬉しくなった




わたしはいつのまにか


仕事しながら

「利用者さん全員に

ちゃんと好かれなければ」


になっていたんだと思う。。


まるでマンガやドラマのヒロインみたいに。。

だけど


「わたしはわたし」


なんだと改めて思う。。



ヘルパーするなら


頭の回転早くて 面白くて



いつも気が利いて 料理も掃除も完璧で


いつも明るくて優しくて。。


聞き上手話し上手で


そんな人にならなくちゃ。。


になってるから苦しかったのだと思う



♡♡



完璧な人だから愛されるわけじゃない



いびつなまんま。。


そのままを素直に出せる人が



きっとまわりも安心を与えられて



いつのまにか愛される




暴言暴力の利用者さんから教えられたこと



♡♡



いただいた手紙と一緒に


本の切り抜きが挟まれていたんだ




「鍋をピカピカにする幸せ」


夜中、焦げついた鍋をゴシゴシ。。


ピカピカになった鍋に拍手して、


ひとりぼっちの幸せをかみしめています。



みつはしちかこ





この手紙をいただいた日


利用者さんのベッドテーブルに置いてあった

一冊の本

みつはしちかこさんの

「ひとりぼっちの幸せ」

という本が目に留まり


メンテナンスの帰りにわたしも
買って読み始めたら


その中に

鍋をピカピカにする幸せ。。


の言葉が出てきたんだ


ああ。。あの本のなかの大事な1ページを


わざわざ切り抜いて


わたしにプレゼントしてくださったのだなと


思ったら


ハートがじんわりしたんだ


♡♡



凸凹なわたし。。完璧でもなく


歳とともに沢山ついてしまった焦げ。。


それをゴシゴシして

またピカピカに磨き上げる時間も

きっと幸せだよな。。


なんて 80歳を過ぎたみつはしちかこさんが

綴る沢山の優しい言葉に励まされて思う


そして思う


こんな素敵な言葉とも


利用者さんと出逢わなければ


出会えなかったな。。



完璧じゃないわたしだけど


だからこそ


出逢いは完璧だなと。。





最後までお読みいただき
ありがとうございます


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