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音楽のチカラ

他の方が書いていた
好きな曲についての記事を読んで

私も何かあるたびに思い浮かぶ大事な曲があるので
紹介したいと思います。


槇原敬之さんの「桃」という曲です。


家の二男はアスペルガーで
アスペルガーとわかったのは小2の時でした。
不登校になり
自傷という二次障害が出るまで気付けませんでした。
「わたしの育て方が悪いからなんだ」
ずっとそう思っていました。

当時は夫とも良い関係が築けず、
母親として妻として
自分を否定して、さらに周りまで否定ばかりしている毎日でした。

そんな時、たまたま近所のママ友が
わたしに色々な音楽を入れたCDをくれたのです。

その中に入っていたのが槇原敬之さんの

「桃」でした。

聴いてるうちに

歌詞の

「駄目なところをたくさん

僕の中に見つけても

どうして嫌わないで

一緒にいるのと聞いた時

そんなことで変わるような

気持ちしかない人に

好きと言われるのは自分も

いやだからと答えた」

という言葉に

思わず涙が溢れてきてしまいました。

これは 子供のことや夫のこともだけど
自分自身に対してもだよな。。

そんな風に思ったのです

ダメなところを沢山見つけても
嫌わずに一緒にいてほしい。。

そんな気持ちはいっぱいあるのに
自分は、いつもダメ出ししては
叱ってしまったり

人間関係を切ってしまったり

子供や夫をダメ出しすることで
わたしはコントロールしようとしていました。

でも。。そんな人、誰だって嫌ですよね

本当は

「もっとわたしをわかってほしいんだ
一緒にいて支えてほしいんだ」

っていう素直な自分に出会えたんです

そして、だからまずは
私自身が私を嫌わずに
条件付けずに一緒にいてあげる人でいよう


この曲を聴いて
そんな気持ちになれたんです。

あれから 
20年近く経ちますが、
今でも「自分なんて。。」とか
人の嫌な部分にばかり目が行く時に聴いてみると

なんか素に戻ってホッとしてしまうんです。

「あー今、満たされてなかったなー
不安があったから
人に満たしてもらおうとしていたなー」って


音楽っていいですよね





最後までお読みいただき
ありがとうございます


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