見出し画像

人との出会いを大切に #9

9.2
鹿児島県の東市来市にあるヤギーズランドに訪れました。

鹿児島中央駅から電車で30分。
東市来駅につきました。
駅から坂道を登って5分。
ヤギーズランドが見えてきました。

訪れると、「どうぞ〜」と明るい声が!。
ここの経営をされている岩本さんの奥さんが明るく出迎えてくださいました。

奥さんの奥を見るとヤギが‼︎
ヤギは30頭ほどいてどの子もそれぞれの特徴やお顔があってとにかく可愛かったです。

岩本さんがまずヤギの説明をしてくださいました。

ここで飼っているヤギには野生のヤギと家畜として生まれたヤギがいること。野生のヤギは親が分からず年齢もわからないこと。
鹿児島のいくつかの島ではヤギが狩猟鳥獣となっており、野生のヤギが捕獲される。それを買取りここにヤギが来ている。
などヤギについてたくさんのことを教えてくださいました。

野生のヤギはやはり飼育されたヤギよりも凶暴な印象がありました。

しかし!野生のヤギだからと言って、全く凶暴ではなかったです。

その凶暴でない理由は、岩本さんたちのヤギへの向き合い方から生まれているのではないかと会話する中で感じました。

一番私が驚いた向き合い方は
親の分からない野生のヤギの小さい子を夜はお家の中に入れて一緒に眠ることです。

家で一緒に眠る理由は
自分達が母親、父親代わりになり、たっぷり愛情を育てたいという思いからでした。

ここまで、愛情たっぷりに育てられたおかげで、人間慣れした優しいヤギが多いんだなと感じました。

他にも、あらゆるタイミングで、岩本さんのヤギへの愛を感じられました。

ヤギ一頭一頭の特徴を覚え、名前で呼ぶとき、必ず口から「かわいいねぇ〜」という言葉がこぼれ落ちています。

また、常に一頭一頭の様子を見て、ブラッシングをしたり、爪を切ったりと、ヤギ一頭一頭の些細な変化に気づきます。

私にもブラシを渡して、ブラッシングの体験をさせてくださいました。

貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。

私が訪問した際、地元の小学生の子たちがヤギーズランドへ遊びに来ていました。

小学生の子たちともお話しすると、みんな何回もここに来てる〜と教えてくれました。

今の時代、動物に会いに行ける環境ってとても少ないと思います。

岩本さんの、このヤギーズランドという取り組みは、
小学生の子供たちにとって貴重で大切なふれあいの場所になっているなとも感じました。

皆さんもぜひ、鹿児島に訪れた際には、訪問してみてください。

ご覧いただきありがとうございました。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?