10月日記

10月某日

愛あるdisは成立しうるけれども、愛があるから免罪されるというものでもないんだよな。ていうのをコミュニティのなれ合いの中で忘れるんだよな。

10月某日

バリウム検査後に2回嘔吐。頭痛。食事が摂れなくなる。
2日目も気持ち悪さが残っている。
バリウムは初めてではなかったのだが、コンディションなのか。おっかないので次年度以降は他の検査を考えねばならない。他の検査ってどう考えても胃カメラなのでひじょうにだるい。
今年の夏に開腹手術を受けたのだが、術前に処方された下剤でほぼ同じ症状が出たので、下剤への反応かもしれない。あるいは脱水からの500mlのぬるい水を短時間で摂取したことによるうんたら、みたいな仮説も考えたんだけど、あれを繰り返す気は到底なれないね。

10月某日

Netflixのトークサバイバー2を一通り見た。パワーアップ、スケールアップしていることは間違いないのだが初回の手探りのひりつきはもう再現できるものではないのだろうな。
ところでこれは門外漢の感想なのですが、新規性と独自性持った人が勝ち残る印象がある。

10月某日

訳あって自分が20代前半の頃に夢中だった音楽のことを思い出していた。
2000年に発売されたアルバムを発売日に買った記憶があるので、出逢ったのはその頃である。わたしはいわゆる「若者のことが嫌いな若者」で、もっと言ってしまうと「マスが嫌いな人」であったためどこ行ってもかさばるめんどくさい性質でした。よくありがちな古き良き文化を愛でる若者でもなかった。そんでめっちゃ老成しているつもりでいたけどてんで子供だった。まあそれぐらいの年齢ってちょっと前の自分のこと、すげえ子供に見えたりしますよね、おそらく。

言ってしまうと「あまい果実」という楽曲がきっかけでスガシカオを聴くようになるのだが、当時わたしはあれを「ストーカーの一人称を俯瞰で眺めている」と表現していて、しかしながら今思えばあれは「いや、こんな夢を見たんだよ」と硬筆のペンで走り書きしたような曲なのかもしれない。ああいった楽曲を聴いて「変態だ」と決めつける人がおおぜいいたというのが当時でもなんだか信じられなかった。踏み外す、という感覚を持った人のつくるものじゃないですかね。

10月某日

しかしスランプなので山籠もりして曲作ります! と言い出したスガさんの極端なソリューション、ちょっと向井さんの飛躍っぷりを思い起こさせるかもしれない。
まあそんな彼は数年後にこのままでは曲作りができなくなると危機意識を抱えて事務所独立してしまうわけですが。

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