もう大丈夫になった

もう大丈夫になった。心療内科の薬を飲まなくても大丈夫だ。大丈夫。自分の心体の関係について、だいたいバランス感覚がとれてきた気がする。しんどい時に、薬を飲もうと思う。

「大丈夫。おれは、おれを愛してる」

脳内で繰り返してる。安心する。これから、どんなことがあっても、大丈夫。祈りのように、繰り返している。自分を大切にしてあげたい。

明日も、こんな幸せな日が続くのか。そう思いながら、毎日、満足している。外の空が開けていること。それすら当たり前ではない。自由に生きられる時間に感謝している。

一般的な人より、早い老後の余暇を満喫しているみたいだ。失ったことで気づいたことがある。なにより、時間に余裕がある。そう思いたいから、思う。朝のちょうどいい日差しを浴びながら、歩いている時、自分はなにかしら愛されていると感じるようになった。これまでは、この先どうなってしまうのかと、絶望していたが、何事も前向きに捉えられるようになった。

しんどい時間が続けば、その時間だけ自分のことを見つめて愛することができる。そう思うことにした。きっと、きっと大丈夫。祈りのように、こうして言葉を紡いでいる。

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