「忙しい日々の中で」
私の名前は皇(こう)、小学校3年生
私の親はお店を営み仕事に日々奮闘していた。毎朝5時に起き、夜は11時まで働く日々。土日も例外ではなく、親は常に「店番をしていて」とか「手伝ってくれ」と言い、皇は週末もお店の手伝いをすることになった。手伝いをするのは嫌だった、しかし、働いた分だけは少しお金をもらえた。お小遣いはなく、働いた分だけが手元に残る日々。そのお金で漫画を買ったりCDを買ったりしていた。
友達はみんなクラブ活動に熱心に取り組み、試合や練習で忙しくしている中、皇はただ一人