泉南市にパブリックコメントを出しました


1)泉南市教育振興基本計画(第3次)(案)について
担当課 教育委員会事務局教育総務課


2)泉南市立小中学校再編計画〈案〉について
担当課 教育委員会事務局教育総務課


3)第3次泉南市子供読書活動推進計画(案)について
担当課 文化振興課図書館係




1)泉南市教育振興基本計画(第3次)(案)について

 P2、「1-1.策定の趣旨」では、「新しい生活様式」への対応のために、教育振興基本計画を更新するとあります。「変動性」「複雑性」「不確実性」「曖昧性」が高い状態の社会となり、先行き不透明、将来の予測が困難な未来が待ち受けているので、その新しい社会に対応するために、「新しい生活様式」を模索する。と云う事ですか? 子供達へのエールや、子供達のプライドを育む、と云った大切な思いが、この文章からは読み取れません。指針からして、お先真っ暗ですね。
 市長、教育長が連名で出された、半年ほど前の添田市議への抗議文から読み取れる内容は、「多様性」「多文化共生」「グローバル化」「外国人のみに対する人権」などでした。まさに、この計画策定の趣旨で云う所の「新しい生活様式」と一致します。我々泉南市民の閉塞感もこの抗議文の時と同様です。

 前記したようなマインドで子供達に接するのは止めてもらいたいと言うのが、正直なところです。

 ひとつ例を挙げさせてもらいます。
 2022年 5月 27日、信達小学校のブログ、より。

 沖縄から「月桃の花歌舞団」を招いて「命どう宝」などの劇や、エイサー、沖縄民謡を鑑賞されたとか。
 「月桃の花歌舞団」がどのような組織か解っていて呼ばれたのですか? 彼等は「アメリカ軍撤退」、「旧日本軍蔑視」「反原発」、をスローガンに持つ反日団体ですよ。日本に住む子供達に、日本が悪い、日本が悪かったなどと、事実でもない事を刷り込んで、人権教育とはよく言えたものです。
 前の沖縄戦で県民59万人のうち、1/4の方が亡くなられたのは残念な事ですが、当時、県や日本軍の疎開の呼び掛けに応じなかったのは彼等です。兵隊さんがいるからと、兵隊さんが助けてくれるからと、50万人以上の県民が自らの意思で、沖縄に残りました。今のウクライナにも、似た事象はありますよね。そう云う事なんです。

 尚、この沖縄戦には、日本からはおよそ22万人の兵士が投入され、55万人規模の米英の兵士を迎え撃ちました。結果、日本兵の戦死者は20万人越え。日本全国から集められた兵士に90%の損耗を出しながら、それを「捨石作戦」と呼ぶのはおかしくありませんか? これはどう見ても、後のない総力戦です。

 日本の軍人が、県民に自決を強要したと云った話しもあるのですが、そこには、ある軍人の捨て身の虚言がありました。
 座間味、渡嘉敷島での集団自決における戦後処理、長梅澤裕元少佐への疑いや、赤松嘉次元大尉の証言などで、事実は混沌としています。
 しかしながら渡嘉敷島の人々からは、赤松大尉が自決を指示したと云う話しは出て来ません。赤松元大尉は(1956~1957)、玉井喜八村長の、年金で少しでも島民を助けたいとの依頼に応じ、自分の名誉を犠牲にして、やってもいない、軍命令による自決の強要があった、と云う文書を作成したのが、事実のようです。それは渡嘉敷島の方々に、準軍属としての、遺族年金を受け取っていただきたい、その一心だったと思われます。彼は自分の名を捨てて、渡嘉敷島の人々への恩義に答えました。

 いつの世も戦争が惨たらしいのは解りきった事です。
 沖縄戦を語るのなら、自分の国や家族を、誠心誠意、命を掛けて守った、その人達にこそ、光を充ててもらえませんか。我が国の兵士達に、日本を繋いでくれてありがとうと、子供達と一緒に、言ってあげてほしい。
 それこそが、今の子供達に必要な情操教育だと思うのです。

 この「教育振興基本計画」(案)には「グローバル化」「多文化共生」「多様性」「人権教育」と云う言葉が使われているのですが、それを普通の日本人である自分がどんなふうに捉えたのか、言わせて下さい。
 意訳です。『中国様がやって来るから社会は「変動」し「複雑」になります。だから「多文化共生」、「グローバル化」を理解し、我慢する事を覚えましょう。それが私達の生き残る方法です。』以上。
 中国が日本より人権意識に優れ、犯罪率、不正の少ない国なら、それも良いのかもしれない。しかしながら、奴隷労働、情報搾取でアメリカ、西側から追い込まれる中国に、自分としては嫌悪と警戒心しかありません。
 「新しい生活様式」が今より暴力的で汚い社会秩序なら、そんな生活様式はくそ食らえです。日本人はステップアップのために生活様式を変えても、従属のために己の在り方を変えたりはしない。

 と云う事で、教育振興基本計画の心構えとして持っておいてもらいたい事柄を提起して、閉めさせてもらいます。
 子供達の崩れかけたモラルを、「新しい生活様式」などと誤魔化さず、モラルを守らせる事にもっと重きを置いて、具体的なアイデアを捻出してほしい。
 そして、日本を嫌いな人に、日本の子供達の将来に関わる、梶を取ってもらいたくない。

 以上、宜しくお願いします。




2)泉南市立小中学校再編計画〈案〉について


 小中一貫教育について、議論する知識はないのですが、小中学校に対するパブリックコメントを出せる機会に、教育委員会と学校の関係性における不安を、書いておきたいと思いました。それは、「いじめ」の対応についてです。
 2022年  3月18日、中学一年生の松波翔さんが自殺により亡くなられました。母親への取材記事から読み取れたのは、教育委員会と学校の、彼に対する不誠実な対応でした。 

 この事例を蒸し返すつもりはありません。次、この様な事が起こらないための提案を2つ程、書かせてもらいたいだけです。

 松波翔さんは小学3年の頃、小学5年の兄に対する学校側の対応に疑問を持ち、電話ではあるけれど校長先生にも訴えました。だけど満足のいく返事をもらえなかった。このあたりで学校と教育委員会のつながりにも気付いたようです。
 別の窓口として、市の「子供権利条例」や「条例委員会」を知って喜んだのですが、それもつかの間、対応に当たったのが教育委員会で、彼はここでも教育委員会の対応に失望させられています。「俺、子どもにいじめられんのは平気や。相手は子どもやもん。俺が闘っているのは学校組織やもん」。
 泉南市教育委員会はひとりの少年にそこまで言わせるほど、ずさんな組織である事を、まず、自覚して下さい。
 
 自分の提案、1つ。
 教育委員会を含める学校側の対応に不信感を抱いた時など、セカンドオピニオン的な組織を、教育委員会とは別な部署でも設置してはどうでしようか。
 例えば、「福祉保険部」や「健康子ども部」にも、「子供の相談窓口」を設けてみる。学校や教育委員会の外側に、「いじめ」の話しが広がる工夫がほしいと思うのです。

 そして2つ目。
 そもそも学校教育から「いじめ」と云う言葉を無くしてはどうでしょうか。
 「いじめ」は「いじめ」でなく「犯罪」です。
 暴行、恐喝、脅迫、強請、恫喝。これらには、刑罰があります。それにしっかり適応し、司法をもって、教室内、学校内でのトラブルを収めてもらいたい。警察に届けがなければ、教師、教育委員会職員は、隠匿、隠蔽、と云う「犯罪」に手を染める事になる、そこまで徹底する。「犯罪」を犯した子供について、何をやってどんな罰を受けたのか、あからさまにする事も必要だと思う。
 暴行、恐喝、脅迫、強請、恫喝、これを受けている当人からすれば、至極当然の望みではないでしょうか。

 「いじめ」と言う曖昧な言葉を無くす事を、考えてみて下さい。



3)第3次泉南市子供読書活動推進計画(案)について

 子供達に読書を楽しんでもらうのは有意義な事です。
 どのような本が子供達の心をつかむのか、それは子供達に任すとして、自分は、英国の歴史学者「アーノルド・J・トインビー」の言葉を紹介してみたいと思います。

 「滅亡する民族の3つの共通点」

① 自国の歴史を忘れた民族は滅びる。(12~1З才くらいまでに民族の神話を学ばなかった民族は、例外なく滅んでいる)
② すべての価値を物やお金に置き換え、心の価値を見失った民族は滅びる。
③ 理想を失った民族は滅びる。

 自分は滅びると云う言葉を強調したいのではありません。だけど日本では、自国の歴史、神話が、あまりにも軽んじられていると思うのです。歴史忘却への猶予は100年、とも云われています。
 何時まで経っても世界四大文明などと世界の非主流を教え、日本から世界最古の石器や土器が出土した事は、教えたがらない。日本が世界最古の国家である事さえ、知らずに育つ子供達がいる。若くて柔軟な頭脳なら、一度教えられれば忘れるような事ではないのだが。
 かく言う自分もそれを頭に入れたのは、残念ながら、若いとは言えなくなってからだった。

 明治、大正、昭和の歴史、そして現在、権威のある先生が嘘を垂れ流すのは常識となっている。

 せめて図書館では、嘘のない本を並べてもらいたい。

 例えば、小中学校の図書室に『はだしのゲン』の漫画版は置くべきではないと思うのです。嘘で反日を助長しなくも良いじゃないですか。
 天皇に対する異様なまでの憎悪や、日本兵が行ったとされる蛮行など、事実に反して描かれているところもあり、日本が嫌いなだけの反日作家が、ヒステリックに描いた作品だと、自分には映ります。
 『はだしのゲン』での、日本兵による蛮行のモデルは、1937年(昭和12年)7月29日午前2時~4時から勃発した「通州事件」ではないのかと思っています。 現在の北京市 通州区 北部で、冀東防共自治政府保安隊などの中国人部隊が、手薄になった日本軍を急襲し、この地区に暮らす内地や、半島出身の民間人を悉く惨殺した事件。生々しい写真、新聞の記事が残っている。『はだしのゲン』の描写はその事件と瓜二つです。いわゆる「南京大虐殺」を指しているらしい『はだしのゲン』での描写が「通州事件」とほぼ一緒。そもそも自分は、「南京大虐殺」事態が、「通州事件」を元に捏造されただけの虚言だと思っています。
 考えてみて下さい。あの東京裁判で、20万人~40万人(この人数の開きも、信じるに値しない一因)の大虐殺によって裁かれたのがたった1人? 松井石根大将だけ? そう、実際は1人を罰する事しかできないくらい、小さな事件だった。なんせ、大虐殺と同じ場所で、同じ頃に、大虐殺に遭っているはずの人達が、小旗を振って日本軍を迎えていたのだから。
 当時、日本軍が出向いた地域で、軍単位での蛮行など、現地の人からは聞こえてこない。
 これらの件ついて整合すると、『はだしのゲン』の日本兵の蛮行描写は、「通州事件」の中国兵を真似ただけだと云うのが、自分としての落としどころです。

 昭和天皇は終戦間もない頃、マッカーサーに己の首を差し出して、民の衣食住だけは頼むと仰られた。昭和天皇がマッカーサーのところに赴いた事を、命乞いに行ったと吹聴する人もいるのですが、そうでなかった事は、マッカーサーの副官であり日本語通訳官であったアメリカ陸軍少佐、フォービアン・パワーズによっても語られています。
 敗戦国の君主で唯一命乞いをしなかったのが日本国の昭和天皇であった事、日本国籍の子供達には、この事を知らずに日本史の学習を終えてほしくない。
 
 日本の子供達に嘘のない歴史を学べる本を選んであげて下さい。嘘のない日本の歴史を知れば、日本に誇りが持てる筈です。日本国の世界最古は伊達ではありません。それが子供達のアイデンティティを育てる事になるでしょう。
 大袈裟でなく、日本の存続が掛かっています。このまま、反日教育を続ければ、早晩、日本は無くなります。自分は自分で出来る事を頑張りたいと思っています。
 子供達に素晴らしい日本を教えてあげて下さい。偉人伝とか、日本昔話とか、それが子供達の未来、日本の未来を素晴らしいものにする、正攻法だと思います。
 
 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?