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いつかはやりたい、サイコロ旅

皆さんは 家族や友人や恋人と旅行に行くとき、何を軸に計画するだろうか。
土地の食べ物、有名な寺社仏閣、壮大な自然・・・
かくいう私も、いつもはそういうメインの目的があったうえでの旅行を楽しんでいる。

でも いつかはやってみたい。
目的のない、行き当たりばったりな サイコロ旅を!!


思い立ったきっかけ


学生時代、桃鉄のゲームの中でいろんな駅を巡った。なんなら社会人になってからも 大学時代の友人と時間を合わせては、オンライン越しにサイコロを振っていろんな都道府県を飛び回った。

半年ほど前、いつもの桃鉄メンバーと約2年かけて スイッチ版桃鉄の100年モードを完走した。総プレイ時間は大体40時間くらい。ふと「リアル桃鉄っぽいことがしたい」という話で盛り上がった。

桃鉄の競争要素は抜きにして、サイコロを振って出た目の数だけ駅を進む。
降車した駅を歩き回って、その駅周辺のおすすめポイントをその目や舌で見つけてまた次のサイコロを振って進む。
桃鉄というよりは、タカアンドトシやサンドウィッチマンが出ているような旅番組にイメージとしては近く、そこにあの『アド街ック天国』の要素を付け加えたような感じかもしれないが、とにかくそういうことがしたいよねという話だった。

私を含め 桃鉄メンバーは全員散歩サークル所属だったので、歩くことにも自信がある。

お金を使うのではなく、時間を使ったある意味すごい贅沢な旅。
自由な時間がたっぷりあって、なんでも楽しんで付き合ってくれる仲間がいるうちに絶対実現させたいので、サイコロ旅について具体的に考えてみることにした。

旅のルール


サイコロを振って、出た目の数によって降りる駅を決めるというだけではあまりにもフリーダムで間延びしそうなので、さらに楽しむために少しだけルールを決めたいと思う。

まず1つ目に、どの路線を旅の舞台にしたとしても下調べをしないこと。
行列のできる店があるとかこのスポットが綺麗らしい…といった情報は、ネットにたくさん転がっていて検索したらすぐに出てきてしまう。そういう事前情報があると、人間(というか私は)どうしてもそこに行きたくなってしまうので、まっさらな状態で旅に挑むようにしたい。
また、迷わないで元の駅に戻るために地図は必要だが、Googleマップは店やスポットの評価が表示されてしまうので、ナビタイムのような出来る限りシンプルな地図をダウンロードして使用する。

2つ目のルールとして、サイコロを振って先の駅へ進むためには、降りた駅でおすすめポイントを見つけなければならない。
おすすめポイントはお店でも、風景でも、人でも、なんでもOK。おすすめの判定基準も自分たちが"いいな"と思えるかどうかくらいゆるくていい。それを写真や動画におさめたら、またサイコロを振って次の駅へ進めるようになる。

3つ目に、全力で楽しみながら過ごすこと。
当たり前のようだけれど、このサイコロ旅ではかなり重要だと思う。降りた駅によっては、そこが何の変哲もないような普通の駅の場合もあるだろう。その駅でのひと時をいい思い出にできるかどうかは、自分たちがどれだけ楽しんで過ごせるかにかかっているといっても過言ではない。

最後に、明確なゴールの駅を決めないようにすること。
これは桃鉄や旅番組とは大きく違う部分だが、テレビのように電車以外の移動手段が確保されているわけではないので、進めるぎりぎりまで粘ることはできない。安心安全な旅にするために暗くなったらそこで切り上げるとか、みんな満足していたらそれで終了するとか、別の終了条件を設定するようにしたい。

舞台となる路線決め


究極を言ってしまえば、サイコロを振って降りるところを決められればどの路線が舞台でも良かったりする。ただ、あまりにも都会だとおすすめポイントを見つけるのが簡単そうなので、都市部を走る路線は避け、ほどほどに田舎な駅がありそうな路線を選ぶのがベストかもしれない。

愛知県で言えば、『どうする家康』で盛り上がっている岡崎駅をスタート地点として、”東海道本線”を南下していく旅とかしたい。
他には例えば、岩手県盛岡市から秋田県大館市を走る”花輪線”や、岡山県新見市から広島県広島市を走る”芸備線”など、あまり聞きなじみのないいわゆるローカル線も こういう旅には合っているんじゃないだろうか。
完全に運に任せて、舞台となる路線をルーレットやくじで決めてしまうのもめちゃめちゃあり。

来るべき日のサイコロ旅に想いを馳せて・・・


ここまでサイコロ旅について具体的にイメージを膨らませてきたが、この旅の中でどんな駅で降りることになったとしても あの友人たちとなら120%楽しめる自信がある。定番の旅だってもちろんいいけれど、そういうことを楽しいと思って賛同してくれる友人と一緒ならこそ ぜひやってみたいのだ。

自分たちでおすすめポイントを見つけ出す探検要素だとか、サイコロを振って行先を決めるレクリエーション要素が、きっと幼い頃のワクワクした気持ちをよみがえらせてくれるだろう。

…この記事を投稿したら、早速提案してみようかな。
決まったらまずは旅に似合いのサイコロを手に入れないと!



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