見出し画像

恋愛体質(2020/7/14)

 もともと恋愛体質で、自我が芽生えた頃から常に好きな人がいた。でも、よくよく考えてみるとそのほとんどが相手が自分に好意を持っていると感じてから好きになる事が多かったように思う。
 初めて自分から好きになった時、直接言うだけの勇気がなかった私は、差出人のない告白文を書いてバレンタインデーの前日教室の机にいれた。その時は一緒に同じようにした友達もいて、次の日誰が入れたかって話でもちきりになったけど、結局そのまま告白されることも告白することもなかった。
大人になってから、「実はあれ私だった。」と言って「オレも好きだった。」と聞かされてもそこから何かが発展することはなく今ではいい思い出として記憶に残ってる。
(今は同級生を恋愛対象ともSEXの対象とも思っていない。)

 しばらくして、男子も女子も誰が好きだと異性を気にし始めた頃、好きになってくれた男子と付き合った。でも、恋に恋する私は、彼が好きになってくれた明るくて楽しい私ではなく、甘ったるさを求めるようになる(SEXまでたどり着くために)。そして私のギャップに違和感を覚えた彼に「こんなはずじゃなかった」と振られてしまった。だけど、今の話は付き合った相手だからまだいい。
 ホントに自分から好きになった相手に対してだと危険な行動にでるところがある。亥年生まれな私はもともと何事に対しても猪突猛進で、こうと決めたら突っ走る。(今、いのししの漢字を忘れて検索したら、「亥年生まれの性格」がそのまま私の事だったので、私の事を知りたい方は「亥年生まれ」でぜひ検索してみて欲しい)
例えば、好きになった先輩の家の前に夜中に行って電話をしてみたり、振られ続けるのに何回も告白して、振り向いて欲しいがために強行突破で全裸になったり・・・。ここまでくると、ストーカーじゃないだろうかと自分でも怖くなる。
やってる時は「恋」だと信じてるわけだけど。
こんな私に優しく「そんな事したらダメだよ。自分で自分の価値を下げてるよ」って優しく言ってくれた人がいて、結局うまくいかなかったけど、好きになって良かった。

そんなわけで、私は自分から好きになった相手とはうまくいった試しがない。好きになってくれた相手の優しさに甘えて、少し強気な態度で普段の私でいて、言ってくれる甘〜い言葉にフワフワして、うれしいな、楽しいな、気持ちいいなって相手を少しずつ好きになる。好きになるとまた突っ走って危なっかしいけど、そこから始まる私の好き好きモードをうまく対処してくれた人が今の旦那、だと思う。今は旦那が息子にベッタリで息子1番私2番な感じだけど育児が落ち着いたら、また旦那と恋愛したい。

とりあえず、それまでは性欲・性癖を満たす相手を探したい。
絶対、私が好きにならない相手で。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?