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メルカリの値下げテンプレートコメント(固定文)は、なぜあんなに不快なのか?

「コメント失礼します。購入を考えているのですが、もしお値下げしてもらえる場合はいくらまで可能でしょうか?」


メルカリでこんなコメントをもらったことはありませんか?

私は最初にこのコメントをもらった時、「変な日本語・・・イラっとするんだけど。。。値下げ出来てもこのコメントの人には値下げしたくないな!」という感想をもちました。

その後、これはアプリ版で自動入力される値下げ定型文だったとわかるのですが(私は主にPC版ユーザーで値下げ交渉の自動入力文がこれとは異なる為、しばらくアプリ版自動入力文とは分からなかった)、
果たして
こんな謎の呪文のような固定コメント(もしくはレベルの低い翻訳のようなコメント)で値下げに応じてくれるような奇特な出品者はいるのでしょうか?

個人的に全然好きではない、このメルカリの値下げテンプレコメントの問題点や違和感の原因を下記に挙げてみたいと思います。



①返信に往復の手間がかかる点


質問者が最初に購入希望金額を提示していないがために

出品者「◎◎円でどうですか?」

購入希望者「××円になりませんか?」

出品者「××円は難しいです」

・・・等、往復の手間がかかる点。

まずは購入者から金額を提示すれば、究極、出品者がその金額に変更するだけで交渉が成立します。タイパが悪いよね。



②「もし、お値下げしてもらえる場合は」という言い回しの違和感

これは完全に個人的な感想なんですが、
「もし(ワンチャン!)」
「お値下げ(ここは「お」値下げって「お」をつけるんだ・・・)」
「してもらえる(ここでへりくだる)」
・・・と、
この1文の中に何か独特の人間の卑しさを感じてしまいます。

とくに、この
「してもらえる」という言い回しが
なんとも不快なんですよね・・・
人にモノ頼むんだったら

「していただけるのであれば」
だろうが、と。


③「いくらまで可能?」とは?

最後の「いくらまで可能でしょうか」という〆方も、なんとも独特ですね。
では、
正直に出品者がMAX値下げ可能な金額を書いたとしたら「じゃぁそれで」となりますよね。

1000円まで、だったら、じゃあ1000円で買います。と。

1000円まで可能です、と言われて、じゃあ1200円で購入させていただきます、
という人はどこにもいません。

なので、正しくは

「いくら可能でしょうか?」

ではないですかね、メルカリさん。



ちなみに、
PC版の値下げテンプレートコメントは
「コメント失礼いたします。購入を考えているのですが、こちらの商品はお値下げ可能でしょうか?」
となっています。

こちらのほうがまだマシだと思っています。個人的には。


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